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Hale Mahina

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2007年01月23日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
最近ハワイでは どの島も 遺伝子操作された作物を
作らない、買わないという動きが 一般に浸透しつつある。
日本では かなり以前からそうだし ヨーロッパもそう。

昨日 新しく出来た 農民による 作物の遺伝子操作反対の
ためのDVDの試写会があり 以前サンタクルーズの パタゴニアに勤めていた 
友人が指揮をとりながら 情報の反映に勤めていた。そもそも ハワイの農民には 
そのことに関しての知識が  ほとんどなかった。
そこへ 本土から 大手の農薬会社が ハワイの土地で 農薬の
開発のための テストを始めた。
その後 その農薬会社は トウモロコシと 菜種の
遺伝子操作された タネを 売リ始め 代々引き継がれて来た
自然のタネを 持つ農家を 話しをでっち上げては 裁判にかけその人たちが 
栽培 出来ないようにした。
その会社の関係者が 政治家になったり その会社に戻ったり
した事実も 農民側の調査により 後になって 発覚した。

遺伝子操作された トウモロコシは 成長が早く どれも皆
同じ形をしている。そしてそれは 大量に 効率よく作れることから コストが下がり
メキシコ市場を荒らしたこともある。
それで インドの たくさんの 農民が 生活して行けなくなり
集団で自殺するという事件さえ起こった。

ここハレイワにも 誰の所有かわからない土地に とうもろこしが 栽培されている。
それらは どれも 同じ高さに伸び
成長が 著しい。サインには 飼料用とだけあるが 一体誰が
栽培しているのかは テロ行為を防ぐため 一般には 後悔しなくて良いように 
決められているのだとか。 
そこで どういう農薬が使われ どんなタネから 実を結ぶのか
住民の誰も知らない。
けれども そのトウモロコシの成長が以上なのは たくさんの 
人が 話している。 
 
日本では ラベルへの表示が 義務づけられているが
ここアメリカでは そうではない。
つまり 消費者は 自分の口に入るものが 実は危険を潜んで
いるかも知れないことを 知らずにいる。
ノースで 唯一 無農薬農業をしている人が コーンの栽培を
差し止められたことが 一番の打撃と言っていた。

日本でも 大々的に 減反政策が行われたことがある。
政府の倉庫に 米があまり過ぎているというのが 
理由だった。家では 家族や親戚の分しか作っていなかったのに
面積から言って 減反するしかなく 親戚まで 米が回らなくなったことがある。
産業のない 町に住む人たちにとって
それは 田があるのに お金を出して米を買わなくては
行けないという 妙な結果となった。

何百年も 続いて来た タネは 生命力が 次の世代へと伝えられた証だ。
それはそれだけでも 完璧だったのに どうして
遺伝子の操作をしなくては 行けないのかが 納得がいかない。

食物があり 人が生かされている。
人がタネを生かしているのではない。
それを勘違いすると とんでもないことになる。
これをきっかけに 少しずつハワイの農家に 関わって行こうと
思った。





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最終更新日  2007年01月24日 01時50分08秒
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