カテゴリ:家族
昨日、夕食後、娘が私に言った。 「あ、ママ、ところでさ~・・・ハンコ押してもらいたいものあるんだけど・・・」 「え?何?」 娘がおずおず出したもの・・・それは8月末に行われた「実力テストの成績表」だった その様子からも予想は出来たが・・・開いてみて、手がプルプル震えた。 「何?この数字?この偏差値?これは一体どういうこと」 「どういうことって・・・見てのとおりだよ」 「何?そのセリフは?何のために塾に通ってんの?もう塾なんてやめたら?お金の無駄でしょ」 「ママこそ、そのセリフ何??そんなに怒ってどうすんの?怒ればあたしがやる気が出ると思ってんの?もうちょっと冷静に声がけの仕方くらい考えたら」 あまりの娘のセリフにプルプル・・・自分の成績が悪いくせにその不遜な態度はどういうこと?? 「ほ~~・・・じゃこの成績見て、にっこり笑って『よく頑張ったね~』な~んて優しい言葉かける母親がどこにいるってのそ~んな神様みたいな母親がいたらお目にかかりたいわ」 もちろんその後の壮絶バトルは言うまでも無い そのバトルを他人のフリして見てる主人。バトルが疲れた頃、やっと口を開いた。 「まあまあ~・・・○○は次回は何点まで点数上げるつもりなんだ?ん~?」 「○点まであげるように、頑張るよ。今だって頑張ってんじゃん。それなのにママったらさ~・・・」 「そっか~・・・じゃあ、とにかく頑張るんだぞ~。パパは信じてるからな~」 「うん」 出ました!いい人!こ~んな時ばっかし、いい人になっちゃって・・・あたしは極悪人か? 娘と主人はそれから二人でイチャイチャとパソコンで「ハモネプ」の動画を見て楽しんでる。 あたしは思わず「そんなヒマがあったら、単語一つでも勉強せんかい!!」と喉まで出掛かったが、何とか我慢して2階へ行った。 く~~あの父娘は・・・一体??どうにかならんのか? あと受験まで半年も無いっちゅうに・・・あんな偏差値で入れる高校なんてどこにも無いっちゅうに・・・ 階下から聞こえるアハハハ~という笑い声を遠くで聞きながら、どうにも寝れない。 おかげで今日は寝不足だった 「おはよ~~あ、ママ、お弁当ありがとう」 起きて来た娘は全くいつもと変わり無し。 フンフンと鼻歌歌って鏡の前でさんざん髪型をチェックした後、元気に「行ってきま~~す」と出かけて行った。 ああ~・・・こんなにかわいいのに・・・怒りたくって怒ってるんじゃないのに・・・ 成績だけ、なんとかならんのか?? 悩める母でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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