のんびりまったりお月さま

今日はかねてから行きたいと思っていた奥会津の「早戸温泉　つるの湯」へ行ってきた。

家からは車でおよそ２時間半

青空と爽やかな風がとても気持ちいいドライブ日和

周りの山々は少し紅葉しかかっていた。

初め、柳津の「清柳苑」でお気に入りの「博士そば」の大盛りを食べてから、「つるの湯」に向かった。


いくつかのトンネルを越えていく道の脇には、ゆったりとした只見川が流れている。

柳津から約２０キロ、「つるの湯」に到着した。





ここはなんというんだろう・・・ここだけ時が止まったかのような桃源郷のような雰囲気。

只見川がキラキラ光って、屋形船がゆったりと通り過ぎて行く。

山の色はどこまでも深い緑色。川の色にその深い緑が映って、緑がかった川をいっそう神秘的な雰囲気にしていた。

小鳥の声、どこかに滝があるのかサラサラとした水の流れの音。

私も主人もしばらくはその景色にぼ～っと見とれていた。



つるの湯外観↑　山間にピッタリの木造の建物


駐車場は県外ナンバーの車がほとんど。熊谷、群馬、新潟、宮城・・・ずいぶん遠いところから来ているんだな～と感心。




加水・加温一切無し。１００パーセント、純粋な掛け流しの温泉。薬湯と言われるほど効き目のある温泉だそうな。

脇には湯治客用の宿泊棟もあった。

これは楽しみ



つるの湯　露天風呂↑


なんと、露天に行ったらちょうどいいタイミングで誰もいない！
大慌てで脱衣所に戻って携帯を持ってきてパチリ

いや～、そのあまりの絶景に唖然

只見川がデ～ンと目の前に・・・いや～、こんな絶景とは・・・癒しの極致

お湯は茶褐色。ちょっとヌメっとする肌触り。飲泉すると少ししょっぱい。胃腸に効くそうな。

露天に浸かりながら、只見川の雄大な流れを見る。川には鯉や鴨も気持ちよさそうに泳いでいる。白鳥も１羽いた。この時期に？と思ったが地元のおばちゃんの話だと先日から１羽だけいるらしい。

露天に入っている方々と話をした。

水戸からわざわざ来ていらっしゃる方もいらっしゃった。

皆さん、口々にこの温泉の素晴らしさを褒め称えていた。なんでも地元の方のお母さんはここで湯治をして、関節リューマチがすっかりよくなったそうだ。

わかる気がする。身体も良くなりそうだが、ここの風景や雰囲気に心も癒される。

２時間たっぷり温泉を堪能した後、主人と合流。

主人も「いや～、ここ、ナンバー１だね～」と言っていた。全く同感

あと1週間～１０日で紅葉は最高潮になるだろう。その頃もまた素晴らしいだろうな～。

冬の雪景色の露天もきっと感動モノだろう。雪が降ったらまた絶対来よう



「早戸温泉　つるの湯」
住所　福島県大沼郡三島町大字早戸字湯ノ平８８８番地
電話　０２４１－５２－３３２４
営業時間　9:00～21:00　（年中無休）
入浴料金　大人５００円・子供３００円（入浴は３時間以内）