Spice of Life in UK

先週は狂ったように忙しかったです。　学校がハーフタームで子供のいるママさんナースは、みんなそろって年休を取っているし、エージェンシースタッフも不足。

水曜日のロングデイで本当一杯一杯になっちゃいました。　
10人受け持ちなおかつ午後はプラスチャージ。　スタッフが十分にいるときのチャージは、自分でも良くやってると思うけど、はっきり言って受け持ちと、チャージは一緒には無理です。　　
家族からのコンプレインもうまく対処できなくて、それがストレス。（何で私が悪いわけじゃないのに、文句言われなきゃいけないの！）
今回は家に帰って泣きべそかきました。


翌日はレイトシフトで、もう最高潮にウツで行きたくなーい!って思ってたけど、病欠する勇気もなく、仕方なく出勤しました。
昨日の家族と顔合わせたくないって思いが通じたのか、この日は反対側の病棟で働きました。（MAUは２病棟からなっています。）

もちろんこの日もstaff nurseは2人。　一緒に働いたナースは私の好きなJで彼女がチャージでした。　忙しいのは相変わらず。　電話は鳴り響き、背後で家族が「Do you have a minute?」とか言って話しかけてくる…　ちょっとした沈黙（NO！と言いたいところどけど、calm down) 「yes, How can I help you?」と答えてる自分が嫌になる。

忙しい時にかぎって、タクシーで家まで帰った患者の家族から、患者のメディケーションがない！とか電話がかかってくるし。　タクシー会社に電話して荷物を探してもらったり、IV treatmentの必要な患者、venflonが必要なのにbleepしてもDRは一向にコールバックなし！　次から次に患者がA&Eからくるし。　アシスタントの必要な患者は「nurse! nurse! I need to go to toilet!」　

一緒に働いたJもストレスフルだったに違いない。でも私と違うのは、何でも口に出して言うこと。　「もうやってらんない。　もうこれ以上患者とらないもん。」　そして彼女最後には、3つある電話のメインの電話１つのコード抜いてました。　何だか一人で悶々としながら働いていた昨日とはうって変わって、忙しかったけど彼女と働いて楽しかったかな。



そして今日はロングデイだったけど、午後は以前MAUだった病棟が臨時にオープンしているので（病院内Bedsがなくて、苦肉の策で臨時にオープンして早3週間過ぎてます）　なぜかMAUのスタッフがそこをカバーしなくてはならず、nurse1人、HCA1人で10人の患者。　しかも彼らはセルフケアリング。　用はなーんにもすることがないんですね。　トイレにも勝手にいくし、食事介助の必要なし。　勤務時間の半分以上椅子に座って、HCAとおしゃべりしたり、インターネットしてました。　このエージェンシーHCA,MAUで何度も一緒に働いていてのに、ちゃんと話したのは今回が初めて。　彼女はなんとお医者さんだったのですね。　パキスタンで医学部を卒業して、イギリスで医者として働くために、いくつかテストを受けているところだそうです。　忙しくてもおしゃべりの耐えないイギリス人と違って、忙しいと黙々と働いちゃうので、こういった会話はなかなかできなかったのです。
私が午前中働いたMAUは午後は非常に忙しかったそうです。
ふっふ、うまくエスケープしました。

家族からの電話も3件のみ!!!　MAUじゃ考えられませんね。5分起きにかかってきますから！　
ある患者さんの旦那さんは、午後に面会に来ていたにも関わらず、夜に電話をかけてきて、wifeは元気か？とか聞いてきて、「Please tell her‘I am madly in love with you.' ・・・・give my love to her ・・・・・・」
「OK. I will」と言っておきながら、もちろん伝えませんでした。　だってmadlyですよ！　こんなメッセージを残した人は初めてです。
でも良いですよね、年をとってもラブラブな夫婦でいたいものです。