Spice of Life in UK

６年前の５月、私のイギリス生活が始まった。　

１ヶ月のロンドンホームステイ生活、同時期にボランティアで来た友人たちと語学学校のあといろいろ観光したのもこの時期。
チェルシーフラワーショーをテレビで見るたびに、あーもうそんな季節なんだと思い出す。

１年目のボランティア生活、イギリスでナースになるため英語力向上が目的だったから、しゃべれない自分に焦りを感じていたけど、ただボランティアのためだけにイギリスに来ていたら、この１年はもっと違うものになっていただろう。　友人の中には日本帰国前にバックパッカーでヨーロッパ旅行をしたりその時をエンジョイしていた。そんな彼女たちをうらやましく思った。

２年目の５月ロンドンに戻ってきて、語学学校に通いながらIELTSを受けて、実習先探し。
ワールドカップやらクイーンのジュビリーのイベントやらあったけど、先の見えない不安と減っていく貯金。　本当地味な生活していたなあ。

３年目は実習も大詰め。　ナーシングホームでは、この仕事をするために私はイギリスに来たのか？と思うこともしばしば、でもイギリスでナースになるという目的をもってきたのだからそれだけは達成させなくてはと意地になっていた。それにこの時は結婚していて、心の支えがあったからがんばれたんだと思う。

4年目になり本格的に病院での仕事探し。　結婚してなかったらきっとイギリスはもういいかなっと思って帰国していたかもしれない。　1人だったらこんなに就職活動をがんばれなかっただろう。　

結婚してからの生活は日本での生活に比べるととっても単調だと思う。
旅行といえば日本に帰ったり、アメリカの親戚を尋ねたり。
5年目、6年目と2人で地道に貯金をして、古いながらもマイホームをを購入。
7年目の今年の5月はなんと妊婦の自分。

私にとってこの6年いろんな変化があった。　
そして来年の今頃は家族が増えているんだから。

イギリスで働くことには慣れてきたけど、今度は子育てかあ。　未知の世界でまた悪戦苦闘するんだろうな。