| 【アイアンマン】2008年9月27日(土)公開 | 監督 : ジョン・ファヴロー | 出演 : ロバート・ダウニー・Jr /ジェフ・ブリッジス/テレンス・ハワード 他 | 観たい度 : ★★★ → 観賞後の評価 ★★★★ | |
「 アイアンマン / IRON MAN (2008) 」 ジャパンプレミア ■監督は、「ザスーラ (2005)」のジョン・ファヴロー。 ■主演トニー・スターク役は、「毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト (2006)」でニコール・キッドマンと共演し怪しいい多毛症の男ライオネルを演じたロバート・ダウニー・Jr。 日本では今年11月公開のベン・スティラー監督、製作、原案、脚本、主演の「トロピック・サンダー/史上最低の作戦 (2008)」でジャック・ブラックトともにコメディに出演します。 先に公開された「インクレディブル・ハルク(2008)」でもトニー・スターク役で、カメオ出演していましたよね。 ■ヒロインペッパー・ポッツ役に、1998年・第71回アカデミー賞及び第56回ゴールデン・グローブにおいて「恋におちたシェイクスピア (1998)」で主演女優賞をダブル受賞したグウィネス・パルトロー 。 ■トニー・スタークの親友でもあるローディ役は、「クラッシュ (2004)」、「ハンティング・パーティ (2007)」で印象に残る役どころを演じていたテレンス・ハワード 。 受賞にはなりませんでしたが、「ハッスル&フロウ(2005)」ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。 ■オバディア・ステイン役には、ジェフ・ブリッジス。 ■その他、監督もちょこっと出演していますが、キャラクターを担当したスタン・リーが本人役でちょこっと出演しています。みんな出たがりだなぁ~(笑) ■また、クレジットされていないのですが、サミュエル・L・ジャクソンが出演していたようですよ~(笑)
Story : 頭脳明晰で妥協を許さない億万長者の科学者トニー・スターク。アフガニスタンで自社兵器のデモ実験に参加したトニーは、テロ組織に襲われ、拉致されてしまう。犯人たちに最強兵器の開発を強要されるが、敵の目を盗み圧倒的な破壊力とパワーを発揮できるパワードスーツを開発。自ら着用し闘うことで敵地からの脱出に成功する。アメリカに生還したトニーは、助かった命をテロ組織撲滅に捧げることを決断。天才発明家として人工知能コンピューターと最先端の技術を駆使し、新たなパワードスーツの開発に着手する。それは、腕からのミサイル攻撃が可能な戦闘力、戦闘機より優れた飛行性能を持つ、究極のパワードスーツ=アイアンマンだった。
「2008年9月27日公開」 ー 作品情報より ー |
いやぁ~~ちょっと鑑賞してからだいぶ日にちが経って書くのが遅くなってしまいました・・・・観た直後より感動が少し薄れてしまってはいますが、がんばって思い出して書いています。 ジャパンプレミアが行われた東京国際フォーラムAでは、司会にはクリス・ペプラー、グィネス・パルトロウや監督は来日せず、主演のロバート・ダウニー・Jrだけがひとり登壇しました。 運よく前のほうのしかもど真ん中の席が取れて登壇したロバート・ダウニー・Jrがまん前で真近で見れたので、満足だったのですが、そのあとサプライズゲストの告知がされて、現われたのは最強のヒーローアイアンマンにちなんだ、北京オリンピックの最強のヒーロー達である3色のメダリストたちでした。 会場はもう大興奮で、特に最後に現れた北島康介の登場で割れんばかりの大歓声が沸き起こりました。私もかなり興奮しちゃいました!!なんたって100M平では自己記録を破っての世界新、200M平ではオリンピックレコードを更新しての金メダルですからね~~。いまや日本のヒーローは彼で決まりって感じです。 さて、肝心な映画はと言うと。 ロバート・ダウニー・Jr、アメコミヒーローにしてはちょっと年齢が・・・っと心配しないでもなかったわけですが・・・・ 今までのヒーローものは、「スパイダーマン」にしろ、「インクレィブル・ハルク」にしろ、何かのきっかけで図らずも驚異のパワーを手にしたとか、突然ヒーローになっちゃうものが多いのですが、本作「アイアンマン」は、パワード・スーツを、一から設計し失敗しながら作って行く過程にリアリティを持たせている点が面白いというか、アイアンマン誕生のきっかけにしろ、アフガンのテロ組織に拉致されて武器製作強要されるあたりにも、妙に今時感があってリアルだし、そろそろ世界のどこかで似たようなロボット実験をしているところがあるのではないかと思われる点でも私的にかなり興味をそそられました。 日本でも装着するとパワーが増すパワード・スーツ「HAL」が2009年には実用可能だそうですよ。 主演のロバート・ダウニー・Jrも、なかなかちゃめっけたっぷりなキャラが魅力にあふれていて、ウイットに富んだセリフで笑わせてくれる場面も多くて、普通の生身の人間がスーツを着て自在に空を飛ぶ極々近未来とかんじられる、単なるヒーローものではないストーリーと拉致されて目の当たりにした自分の会社の作っている武器で罪のない人々が惨殺される光景をに人生観が変わっていくドラマ性とか、総合的なエンターテイメンツ性があってかなり面白かったです。 ただ、当たり前ではありますが、マーベルのアメコミなので、ヒーローに対抗する同じレベルもしくはそれ以上のパワーを手に入れてしまう悪役と戦う終盤はどうしてもマーベルぽさが抜け切れていないのが、この作品に限ってはマイナス要因になってちょっぴり興ざめ(笑)・・っと私は感じました。 だって、オバディアは「インクレディブル・ハルク」のブロンスキーとまったくかぶっちゃってるわけですから、公開時期が続いているだけに、続けて観るとまたかい的な印象はどうしても持ってしまいますよね。 まぁ、アメコミだから定番な展開と言ってしまえば、そうなんですけどね。 ・・っと私的なほんのちょっぴりのマイナス要因はあったものの、「ダークナイト」には及ばないものの、概ね合格点★4っつ! あと書いていない感想はまだまだたくさんあるのですが、「ウォンテッド」、「幸せの1ページ」、「アルビン/歌うシマリス3兄弟」など次書く予定です。
アイアンマン/Ramin Djawadi
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