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2003年07月16日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
Dear My Honey,

一昨昨日、いつものように彼の中学校からの幼馴染の女の子から電話がかかってきた。

”Hello?”

”Hello. It’s ***.”

”どした?”

”自転車のタイヤがパンクしたの~。迎えにきてぇ~。”

”分かったよ。”

”どこにいるんかぁ?”

”仕事場の近くのバス停のところ・・・。”

”わかった・・・。今から探しに行くから待ってろよぉ~。”

そう行って2人で出かけて行ったものの、どうやら彼女と行き違いになってしまったらしく、彼女を見つける事が出来ないまま、彼のアパートに帰ったところ、彼女から、

”今帰ったからもう大丈夫・・・。心配かけてごめんね。”
とメッセージが入っていた。

そして今日、再び彼女からの電話・・・。

”Hello?”

”Hello. It’s ***.”

”どした?”

”あのね、買い物に行きたいんだけど、足がないのよ・・・。だから、連れて行って欲しいの・・・。”

”分かったよ。今から行くから待ってろよ!”

”ありがとう。”

そう言ってhoney は電話を切った。私の心の中にはたった一つの疑問が・・・。彼女はなぜ自分の彼氏じゃなくて、honey にいろいろと電話をしてきては頼むのか?

”お前も一緒に来るか?”

”今日は何も買い物は無いから行かない。うん・・・。”

私にしてみたら、これが精一杯のhoney への抵抗だった。言葉にしないと分かってもらえないという事も充分分かっていたけれど、その前に、彼女がhoney の中学校からの幼馴染だという事を理解してあげなければいけないと思ったから、すべてを飲み込んだ・・・。

”・・・”

彼の顔がどこか浮かないのに私は気づいた。けれども、私はそれには一切触れずにそのままいつものように、何事もなかったように自分のアパートへと戻っていった。

彼女の買い物に付き合った後、しばらくしてから、彼がメールを送ってきた。

”・・・俺にはたくさんの友達がいて、みんな大切な人たちで、もちろんお前もその中の一人だよ。ふざけた考えだと笑うかもしれないけれど、俺は友達みんなが一つの輪になって楽しめたらすばらしいなぁ~。と思っているし、今もそうなるように努力をしているんだ。そしてその中で、みんなにお前が俺の人生にとってどれだけ大切な女性なのかということを理解してもらえたらと思っているんだ・・・。”

彼は来年の夏に向けて、みんなに会って思い出を作って、この国を離れる準備をしているのを知っているから、それを邪魔するつもりはないし、私が彼だったら、同じようにするだろうから、理解してあげたいと思うし、理解できる。

この部分が問題なのではなくて、その後の続きの部分が問題なのだ・・・。

”・・・彼女は、友達があまりいなくて、俺の周りにはいつもたくさんの友達がいる。俺は中学時代から一緒に過ぎしてきたから、彼女のことをつい考えてしまう。そして、とてもかわいそうに思える時があるんだ。だから、彼女が電話をかけてきて、助けてって頼めば、行ってやりたいんだ。例え、自転車がパンクして探しに行って、見つからなくても、彼女が家路に着くまで心配してやりたいんだ。俺はそういう人間なんだ。”

彼女がhoney に甘えているのか、honey が彼女を甘やかしているのか、どっちだろうか?いずれにしても心穏やかではないのは確かだった。

でも、ココは切れるところではない。声を荒げるところではない。まだその時期ではないと思ったので、

”2人の彼女がいて幸せそうだけど、お世話が大変かもね・・・。じゃあ、今度から3人で会わないとね!大丈夫よ、2人でhoney を取り合ったりしないから・・・。”

とだけ皮肉たっぷりのメールを送り返した。

彼氏がいるのにhoney に甘えている彼女に、非常識もはなはだしい、それを許しているhoney もhoney だと情けなくなった。これって、なにかしら?

Love and miss you so much,





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最終更新日  2003年07月18日 12時38分28秒
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