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Dear My Honey,
愛し合っている2人の間で交わすいつものキス。それはなんら変わりのない日常の挨拶のようなもの。けれども、その時に絡めて離れないお互いの指、そして心と心の見えない会話。たった2人だけが知っている何かのサイン、それだけがいつもと違っていた。 ソファーに座ったその隣に彼が腰を下ろす。それでもその絡めた指は離れる事はなく、まるで、心と心が会話をしているかのように、お互いただ静かにじっと見詰め合う。そして少しずつ少しずつ唇を重ね、お互いを確かめ合うかのように抱きしめ合いながら、そっと身体を重ねてゆく。更に一つ一つのキスの感触を確かめながらゆっくりと、そしてそっと愛し合っていく。そのうちに絡めていた指が、力が抜けていくかのように少しずつ少しずつ離れていく。お互いにしか分からないサインを確かめ合うかのように少しずつゆっくりと・・・。そこには言葉は要らない。心と心が“愛”という言葉でつながっているから・・・。 かすかに感じる彼の指先に、とろけそうになっていく自分が分かった。キスをしながら、彼の離れた指が、私の身体に弧を描くのを私の身体は敏感に感じていた。彼は私に身体を重ね、強く私を抱きしめた。彼の体温を自分の肌で直接感じ、彼の重みを身体が感じている時が、女として一番幸せな瞬間である。身体中に優しくキスをしてくれて、髪をなで、彼は体全身で私を愛してくれた。 そして、今までに経験したことのない息の止まりそうになるほどの感覚を、私の身体は今でも覚えている。けれども、そこには今までとは違う何かがある。何か明らかに違うものがある。それは、身も心もすべて本物の“女”になれたということである。彼に私のすべてを受け入れて欲しい、そして捧げたい、愛されたい。私の心が、そして魂がそう囁いている。そしてそれに答えるかのように私の身体も自然に動き始めた。 “お願いだからもっと愛して・・・。私はもうあなたなしでは生きられないの・・・。だからお願い・・・。私を独りにしないで・・・。” “俺を信じて欲しい。俺はお前を独りにはしないから・・・。俺にはお前が必要なんだ・・・。” “もう、悲しい恋はしたくないの。壊れそうな愛はもういらないの、私・・・。” “この愛、俺が一生かけて守ってみせる・・・。” “私にはあなたが必要なの。だからお願い、私だけを愛するって約束して・・・。” “俺にもお前が必要なんだ。だから、どこにも行かないで欲しい。俺のためだけにずっとそばにいて欲しい・・・。” “たった一人の男性からの愛だけが欲しいの。私を心から愛してくれる確かな愛だけが・・・。” “俺のすべてをお前に捧げるよ。俺が死ぬその時までずっと俺はお前を愛し続けるよ・・・。今、目の前にいるたった一人の愛する女性のために・・・。だから受取って欲しい、俺の愛を・・・。” “I love you so much. Please don’t go anywhere! Stay with me forever! I won’t go anywhere and I’ll come back to you! Only for you. Because I love you always and forever.” 彼の愛の囁きに私は更に女になっていく。そしてお互いが一つになれる事に喜びを感じ、愛し合うことに身体が自然に反応していく。キスをして、言葉を囁きあって、抱きしめあって・・・。それだけでよかった。他には何も必要なかった。そして彼は私に何度も何度も誓った。 “I love you forever until I die. I’ll be with you always and forever.” 私も彼と同じ気持ちだった。彼にそう言われれば、言われるほど身体が“女”になり、全身全霊で心ごと愛されるという感覚に喜びを感じていった。 これが真実の愛だと今なら言える。何度お互いが求め合っても足りることがなく、お互いを求め合う気持ちが更にお互いの愛を深めていく。その間もお互いの心と身体、決して離れることなく、深い愛情という名の鎖で繋がれている。それを解こうとするかのようにお互いの身体は動き始めるが、決して解けはしないその鎖・・・。 2人の間にある真実の愛は、心と身体、そして魂の奥深くにこれからもずっと永遠に刻まれていくもので、2度と消える事はない。彼から注がれた真実の愛、これから先もずっと、 私の中に生き続け、消える事はないだろう。いえ、2度と消えはしない。そして消すつもりはない。なぜならそれが私が彼を愛しているという証だから・・・。この愛は、私という人間が息を引き取るまで永遠にこの身体の中で生き続けるだろう。 Love and miss you so much, お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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