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テーマ:あなたに口づけを‥‥(54)
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Dear My Honey,
“さっきお袋から電話があって、なんだか知らないけれど、俺のいとこが今週急に結婚式をすることに決めたんだって・・・。” “ふぅ~ん。じゃあ、それに行かなきゃね・・・。いいよ、私、家にいるから・・・。いってらっしゃいよ。” “いや、俺はお前を連れて行くよ!お袋にももうそれを話してあるんだ。で、許可をもらってあるんだ。” “ウソでしょうよ, honey? ” “いや、ホントだよ。親戚が集まるからちょうどいい機会なんだ。その時にちゃんとみんなの前でお前を紹介するよ。お前が俺の最愛の女性だって・・・。” “えぇ~。だって私、まだ家族でもなんでもないのよ, honey!” “大丈夫だよ、baby. だから俺はお前を連れて行くんだよ。この女性が将来の俺のかみさんになる女性なんだって、みんなに報告をしておかないとな・・・。だから、とにかくその準備だけしてこいよ・・・。いいかぁ~, baby!” “分かったけどぉ~” “・・・” 私は、戸惑いのあまりに言葉を失ってしまった。 “言ったろぉ~。お前は俺の将来のかみさんになるんだって・・・。だからお前にもちゃんと結婚式がどんなものかを見せておきたいんだ。” “ふぅ~~~ん。” “・・・” “ 式をこっちの教会で挙げて、披露宴を今度は日本式で、日本で出来たらいいよなぁ~。そうしたらお前も、ウェディングドレスと、日本式のあれ、なんだっけぇ?” “白無垢?” “かな? 両方着れるし、お前の両親にも両方見せてあげられるだろう。俺も両方の文化を体験できるしな!特に親父さんには最後の親孝行だもんな。見せてあげたいだろ!そんなこんなで結構俺も色々と考えているんだよ、お前は気づいていないだろうけど・・・。” “ふぅ~~ん。でも、まだ気が早いような・・・。そうと決まったわけでもないし・・・。” “まあ、そう言われればそうだけど、それが俺の楽しみでもあるんだ!それだけ俺が、お前とこの先ずっと一緒に歩いて行きたいっていうことなんだよ。分かるか, baby?そこが言いたいんだよ、俺は・・・。” 彼はそう言って、いつものように私の額にキスをして、ガサがさっと私の頭をさすって自分の部屋へとまた戻って行った。 Love and miss you so much, お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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