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テーマ:ただいま恋愛中!(445)
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Dear My Honey,
私は、今日はいつもよりも少し遅く、仕事から帰ってきた。階段を駆け上がり、ドアノブに手をかけようとしたその時、買い物袋に入った何かを見つけた。 ”なんだろう?” 私にはまったくここらあたりがなく、中をそぉ~~と覗いてみると、見覚えのあるデカT - シャツ。サイズはXL。どう見たって彼のである。それが何故ここに・・・。私は、彼に電話で聞いてみることにした。 ”Honey?” ”どうしたぁ, baby?” ”私ねぇ~、今仕事から帰ってきたんだけどねぇ~、honey のT - シャツが私のアパートのドアノブにかけてあったよぉ~。なんでぇ~? ” ”みつけたかぁ~, baby.” ”ん?どういうことぉ, honey?” ”忘れ物だよ、お前の・・・。” ”忘れものぉ?” ”そう、忘れ物だよ, baby.” ”ちがうよ, honey. あれは私のじゃないよ。あんなデカいT - シャツ、どうみたってhoney のだよ!” ”お前がこの夏、ずっとパジャマにしてつかってたろぉ~、あのT - シャツ。だから、お前にやってもいいなぁ~と思って・・・。使っていいぞ, baby. そう思ってドアノブにかけておいたんだから・・・。” ”Honey, 着ないの?” ”俺、あんまりあの色、好きなじゃないからなぁ~。だからいいよ。お前にやるよ, baby.” ”ふぅ~~ん。でも、本当にいいの, honey?後悔しない?” ”しないよ。だから着てていいよ, baby.” ”じゃあ、もらうよ, honey.” ”いいよ, baby.” ”ありがとう, honey.” ”I love you so much, baby.” ”I love you too, honey.” ”Chu!” この夏ずっと借りていた彼のデカT - シャツ。彼のいない部屋で袖を通したとき、なぜか夏の思い出と一緒に、彼がそばにいるような気がした。彼に抱きしめられた時と同じ香りがしたからだろうか・・・。 これからまたお互い忙しくて会えない日が続くけれど、このT - シャツがあれば、会えない夜も、寂しくないような気がしてきた。 Honey, もしかしてそれが目的だったのかしら? Love and miss you so much, お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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