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2003年08月28日
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Dear My Honey,

お互いの仕事が忙しくなってしまい、26日から会えなくなっていた。実際にはそんなに日数は経っていないのだが、私にとっても彼にとっても、今週は特に長い長い週だった。

私は週末まで、電話をしないでおこう。彼の仕事の邪魔をしないでおこうと、我慢をしていたが、本当は気が狂いそうなくらいに会いたくて会いたくて仕方がなかった。“会いたい”という言葉では表現できないくらいに、とにかく会いたかった。

そう思っていた矢先、携帯に一本の電話がかかってきた。
それは紛れもなく、彼からだった。私は嬉しくて嬉しくて仕方がなった。今までずっと我慢をしていた心が躍った。

“Honey?”

“お前、今何してる?”

“仕事が終わって家に帰るところよ。どうしたのぉ, honey? ”

“お前、火星見たか?”

”昨日見たよぉ?”

”ちゃんと見たかぁ, baby?”

”ちゃんとってぇ, honey?”

”天体望遠鏡でって事だよ, baby?”

”そんなの持ってるわけないでしょう, honey!”

”じゃあ、今から俺が今夜、天体望遠鏡で見せてやるからこいよ, baby!”

“ほんとぉ~, honey!”

“ホントだよ, baby! だから電話してるんだよ!”

“わかったぁ~。じゃあ、アパートに着いたら、すぐhoney のアパートに行くね。”

“おお!”

そう言って私は電話を切った。この声がどれほど聞きたかったか。どれほど電話をかけようかと思ったか・・・。だからこそ余計に嬉しかった。電話を切った後、思わず受話器を抱きしめたくらいだった。

しばらくして、私はアパートに戻り、彼のアパートへ向かった。そしていつものようにドアをノックした。

“I really missed you so much, baby.”

今日の彼の最初の言葉は“I love you”ではなかった。そして彼は私を何度も何度も撫でながら、キスをしながら、“I missed you”を繰り返した。何度繰り返しただろうか?数知れないほどに何度も繰り返した。

“お前がいないこの部屋に独りでいる事が、どれだけ俺を苦しめた事か・・・。気が狂いそうだったよ。今まで何人の女性とも同じような事をしてきたけれど、こんなに自分の心が落ち着かなくて、心が締め付けられるように寂しくて、今すぐにでもお前のアパートに走って行こうかと思うくらいにお前に会いたくてっていう思いをしたのは生まれて初めてだったよ。この一週間が本当に長くてそして辛かったんだ・・・。寂しかったよ, baby. ”

“私もそうだったの, honey. 何度か受話器を取ってみては、置いて・・・。また取ってみては置いて・・・。この繰り返し・・・。私もhoney のアパートまで走っていきたかったの、本当は・・・。でも、邪魔しちゃいけないって自分に言い聞かせてた・・・。心とは裏腹に・・・。”

“お前を毎日でも見ていたい。俺が来年の夏、お前と離れ離れになるまで毎日一緒にいたいほど、お前と離れたくないんだ。ずっとずっと今からでも一緒に住めたらいいとそう思っているくらいなんだ。それくらいにお前と離れると俺は、すごく寂しくなるんだ。俺はもうお前なしでは生きていけないということが、本当に分かったんだ。”

“私も同じよ, honey. 出来る事ならこれから先、一つ屋根の下でずぅ~~~と暮らせたらいいなぁ~って思ってるもん。”

“俺も同じだよ, baby. Always and forever. だからお前にその証として、これをやるよ。”

“なにぃ, honey?”

“合鍵・・・。俺のアパートの合鍵・・・。いつでもお前の好きなときに出入りしていいよ。もちろん今日からお前と一緒に住んだっていいけどな, baby.”

“・・・”

“でも、強制はしない・・・。”

“それは出来ないかも, honey. だって、そうなるとhoney が来年の夏ここを出て行った後も私、ここに住み続けないといけないでしょ!ここには思い出がたくさんありすぎるもん!今よりももっと辛く寂しくなって、耐えられないかもしれないから、私・・・!一緒には住みたいけれど、後のことを考えると、それはしないほうがいいかもって私、思うんだけど、分かってくれるかしら, honey. ”

“お前がそういうなら、受け入れるよ、俺は・・・。”

“分かってくれてありがとう, honey. でも、いつか一緒に住める日が来るといいね。”

“心配するな, baby. 絶対に一緒に住もうな。そのためにも俺は絶対にお前のところに帰ってくるから・・・。いや、もう俺はお前のところにしか帰れないんだ, baby. 俺の帰るところは、お前のところしかないんだ, baby.”

この言葉を聞くまでのこの一週間が私にとって、本当に長かった。信じられないくらいに長かった。彼は私をいつもよりも強く強く抱きしめてくれた。息が止まりそうなくらいに抱きしめてくれた。そして、何度も何度も“I missed you.”を繰り返した。

そしてこの夜、私たちは、天体観測を楽しんだ。きれいだったなぁ~~~。

Love and miss you so much,





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最終更新日  2003年09月06日 06時13分38秒
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