|
カテゴリ:カテゴリ未分類
Dear My Honey,
色々な方からうちのトトロっていったい何者なのかっていうメッセージをいただくので今日は、ここのトップページの動物についてお話したいと思います。 ≪総論≫ チンチラは他のげっ歯類と同様に野生下ではワシやキツネや他の肉食動物に捕食される被捕食動物であることから、用心深く、驚きやすい動物です。しかし一方でとても賢くて、好奇心が強く、きれい好きで臭いもほとんどなく、また大きさも手頃なことから都会派のペットとも言われています。幼い頃からうまく慣らすことにより、手の上に乗って遊んでみたり、そこから餌をもらうようになってみたりと、面白いくらいに人によくなつくようになります。 ≪分類≫ げっし歯類(Rodentia) |- チンチラ科(Chinchillidae) | |- チンチラ属 (Chinchilla) | | |- チンチラ (Chinchilla laniger) | | |- チビオチンチラ (Chinchilla brevicaudata) | | | |- ビスカチャ属 (Lagostomus) | |- マウテンビスカチャ属 (Lagidium) | |- マウス科(ハムスターやラットなど) ≪チンチラの生態及び特徴≫ チンチラは海抜18,000フィートのアンデス山脈西側、ボリビア、チリ、ペルー、アルゼンチンの山と峠に囲まれた砂漠のような場所に生息しています。大きな岩に囲まれているおかげで敵から身を守ることが出来、日中と夜の温度差により草木につく夜露で水分も得る事が出来る動物です。寒く乾燥した地域にすむ動物ですので、それに耐えられるように進化しています。あの豊かな毛はその厳しい気候に耐えるために作られてきたのです。 チンチラは体長約25~35cm(尻尾15~20cmを含む)の小動物です。大型の鳥などはチンチラをエサとしていたりしますので、捕まらないようにと岩の間などの狭いところにいたり、夜活動したりしています。なので、ペットとして飼っていても、夜、私たちが帰ってきた頃に起き始め、夜中じゅうひとりで遊んでいます。そして、日中、家に誰もいない時間帯は寝ています。(たぶん・・・) ≪チンチラの飼育環境と設備≫ 上にも述べたようにチンチラはもともと山岳地帯に住んでいる動物で、暑さ・湿気には弱いです。そんなチンチラの理想的な飼育環境は、温度は17~21度。湿度は少なければ少ないだけチンチラにとっては快適です。けれども徐々に馴らしていけば、ある程度の暑さには耐えてくれます。 チンチラはとにかくすごい。何がすごいってあのジャンプ力・・・。とにかくピョンピョン飛ぶ飛ぶ・・・。もともと樹や岩に登ったりもする動物なので、飼育施設には、チンチラの行動を考え横に広いものよりも高さのあるものがいいんです。それで、日記にも書いているように、トトロのケージはみかん箱5個くらいの大きさなのです。 これはトトロのケージではありませんが、例えばこんな感じです。 そしてもう一つのチンチラの特徴として、頑健な歯があります。彼らは何でもかじります。とにかくかじるかじる・・・。プラスチックはもちろんの事、木だってガジガジと、とにかくかじります。なので、餌箱や、給水ボトルなど、彼らが口にできるものは全て噛まれると考えておいてもいいでしょう。 チンチラはとても清潔な動物です。彼等は砂浴びにより毛についた分泌物(ラノリンという脂質)を落とします。砂浴びは毎日または週に1~3回程度でしょうか(個体により適切な回数は違いますが・・・)。砂浴びは砂を容器(12cm×20cm、深さが10~12cm程度のトレーや梅酒等に使う口の広い瓶等)に入れ、30分程度ケージ内に入れておくとチンチラが自分からやります。 ≪餌≫ チンチラはエサとなる動物の少ない環境に暮らしているため、草や葉・根っこなどの植物がメインです。なので、普段はチンチラ用のフードや牧草を与え、後は敷材に食べられる草を敷いてあげれば、それらを食べてますね。少量の果物(リンゴなど)やヒマワリの種、レーズンなどはおやつとして与えます。ちなみにうちのトトロはりんごやドライフルーツが大好物ですね。(これ、一応私のおやつなんだけど、分かってるのかなぁ?だって私が食べてるのを見つけると、暴れ始めるんだもん、くれくれってケージによじ登って鼻を出して・・・。) とこんなところでしょうか?お分かりいただけましたでしょうか?簡単ですが、これがチンチラという動物で、うちにいるトトロなんです。 Love and miss you so much, お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|