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Dear My Honey,
忙しかった1日が無事終わり、私は帰宅の途についた。その後に予期せぬ事が起ころうなんてこれっぽっちも考えず、彼に会いに行く事だけを考えながら車を走らせた。そして、駐車場に車を止め、書類の入ったかばんを抱え、冷たい風が吹く中、急いでアパートへと駆け込んだ。そして暖房をつけ、コーヒーをたてながら、PC が立ち上がるのを待っていた。この待っている数分の間、コーヒーの香りが今日も一日お疲れ様と言わんばかりに私の疲れた身体を癒してくれる・・・。そして、PC が立ち上がり、メールをチェックする。これが私が帰宅してから最初にまずやることである。いつもと変わらぬ事をただいつもと変わらぬように・・・。 ところがその後に全く予期せぬ事が起こったのである。母からの一通のメールが届いていた。それが事の始まりである。その内容はと言うと、父が母と一緒にhoney の両親に会いにたずねて来たいというのだ。それは一向に構わないし、何の不都合もない。ただ、そうなると私は彼のアパートに今すぐ引っ越すわけにはいかなくなる・・・。もちろん私はまだ、彼のアパートに引っ越すということは両親には話をしていないし、私たちの間では、honey がこの冬日本の私の実家に来たときに、その前できちんと話をしようという段取りでいたからだ。それに、うちの父は頭の固い典型的日本男児・・・。このようなことを電話やメールで簡単に済ませてしまうと、後で何を言われるか分かったものではない。うちの家での決まりごととして、大事な事を相談したり話したりするときは、両親の前できちんと正座をして話をし、お願い事があるときにはきちんと頭を下げてお願いすることという、父の作ったルールがある。それを破ればただではすまない。そのルールを破ってしまったばかりに許してもらえるはずの事さえも許してもらえなくなる事などざらである。 さぁ~~困った。とりあえず私は今引っ越すべきではないという事だけは分かった。今、ここで父を振り切って引っ越してしまえば、私はおろか、せっかくのhoney の印象が悪くなり、将来を許してもらえる可能性さえも無きにしも非ずだ。私は仕事を持ったいち社会人であるから自分の人生は自分で切り開いていかなければいけないし、自分で歩いていかなければいけない。けれども、やはり私にとって親は親・・・。ここまで育てくれた以上、両親を飛び越える訳にはいかない。Honey がこの事態をどう処理するか、どう考えているか、私にとっても彼にとっても重大な決断を迫られている時期にあるのかもしれない。それとももしかして・・・?私たち2人が結婚できる要素が知らず知らずの間に先に勝手に整ってきてるのかしら? Love and miss you so much, お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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