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2004年01月08日
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Dear My Honey,

12月27日から1月4日までの日程を終え、honey は1月5日にアメリカへと先に帰っていった。honey を交えて家族とともにとても素敵な時間を過ごすことが出来、思い出深い冬休みを日本で過ごす事が出来た。

1日(木)
年が変わって2004年。お寺で除夜の鐘をついた後、今度は初詣へと、近くのお宮を参拝した。今年も幸せな年でありますように、そして何よりも健康でありますように・・・。そう願いながら、手をあわせた。さて、honey はいったい何をお願いしたのだろう。そして、家路に着き、眠りについた。

**************************************
その数時間後、私たち女性陣はいつもより早めに起きて、先日作っておいた御節を重箱に盛り付けしたり、食卓をお正月風に飾りつけたりして忙しくしていた。
そうしているうちに、男性陣が次々と起きてきた。そして、皆がそろったところでうちのお正月行事が始った。まず最初に床の間のまえに全員正座し、大黒柱である父がお神酒をあげて、今年の無病息災に一同手を合わせる。それがすみ、しばらくしてから床の間にあげてあったお神酒をさげ、それを皆に振舞い、杯でお正月の挨拶を交わす。父が号令をかける。

“新年明けましておめでとうございます。今年一年が皆さんにとって健康で、そして幸せな年になりますように・・・。今年もどうぞよろしくお願いします。”

今度は互いに新年の挨拶を交わす。

“おめでとうございます。”

“今年もどうぞよろしくお願いします。”

そして、御節を頂きながら1人ずつ今年1年の抱負を述べていく。私の今年の抱負は“色々な事に挑戦し、常に前向きでいる事。”ちなみにhoney は、日本語がうまく話せるように頑張る事と誓いを立てた。そしてみんなの誓いを聞いた後、女性人が何日も時間をかけて作った御節をじっくりと頂いた。酢バスに数の子、たづくりや黒豆・・・。数あるおかずのうち、代表的なおせち料理の品をhoney に説明した後、彼はその話をノートに書きとめながら、食卓をカメラに収めていた。そしてみんなでゆっくりと1月1日を過ごした。

2日(金)
私が夕方頃から高校の同窓会の新年会があるということもあって、遠出が出来なかったので、honey はアメリカ人の友人と、日帰り旅行へ行くと言って出かけていった。私のほうは、4時から始まった新年会に参加したが、高校卒業以来、会っていない友人達がほとんどだったので、飲み食いというよりもむしろ話に花が咲いた。思い出話や、近況の情報交換など、全ての人と話しきれないくらいに沢山の人と話が出来て、時間が経つのを忘れるくらいにとても楽しい時を過ごす事が出来た。中には当時、話す事の出来なかった男の子ともいろいろな話をする事が出来て、本当に楽しいひと時だった。時々思いもよらぬ思い出話にはっとしたり、顔を赤らめたり、大笑いする場面もあって、話してみると皆昔と何も変わっておらず、本当にいい思い出になった。その後結局2次会3次会と参加して、いや、させられて、家に帰宅したのは、400AM だった。また会う約束ができたし、長い年月がたっても、日本を離れていても、私はまだこの学年のメンバーの1人だったんだぁ~~~という事を再認識できたとってもいい機会でもあった。

3日(土)
正月早々あれやこれやと忙しい時間を過ごしていたので、もう少し私の故郷をhoney に見せてあげたいと思い、ゆっくりと時間をかけて城下町の中を歩きながら、お土産探しに付き合った。そして彼らは夕方から、うちの父と裸の付き合いをしに、近くにある温泉に行ったようだ。帰ってきてhoney はしきりに、よかったよかったと喜んでいた。病み付きになりそうだとまで言っていたのには本当に驚いた。そしてそしてなんとこの日の夜に予期せぬ事が起こった。なんでしょう???

4日(日)
いよいよ私たちの友人と妹が帰る日が来た。妹も、友人も、とても楽しく思い出深い冬休みだったといって、帰るときには目に涙をためていたのがとても印象的だった。また会おうねと皆で抱き合い、感極まって涙してしまった。こんな冬休みはひょっとすると生まれて初めてかもしれない。でもよかったぁ~。私だけじゃなく、皆にとてもそんな素敵な思い出が出来たのなら、honey をこの家へ連れてきた甲斐があったし、とにかく大収穫の冬休みだった。そうして、妹と友人はまたそれぞれの場所へと帰っていった。その後の家は何となく寂しくなってしまったが・・・。その夜、honey は寂しそうにスーツケースに自分の荷物を遅くまで詰めていた。

5日(月)
今日は今度は honey がアメリカに帰る日・・・。朝食を食べた後、私はhoney を空港まで送っていかないといけなかったので、朝早めに家を出た。玄関で、妹と父がhoney を見送ってくれた。
妹:“また来てね。”
父:“いつでも帰ってこいな。”
妹:“皆待ってるからね。”
父:“もう家族だからな・・・。”
妹:“元気でね!”
父:“風邪ひくなよ。”

その会話のやり取りを聞いているとこっちまでもらい泣きしそうになってしまう程、何か胸に詰まるものがあった。母は案の定、目に沢山の涙を浮かべていた。日本語があまり上手でないhoney だったけれども、その心は私たちに十分伝わった。Honey は、一生懸命心を込めて、何度も何度も頭を下げて、ありがとうを繰り返していた。そしてたどたどしい日本語だったけれど、

“本当にありがとう。とっても楽しかったです。この思い出は一生忘れません。本当にありがとう。ありがとう。”

そして父が、
“さようなら”
と付け加えると、

“さよならじゃないです。また会いましょうです。僕はまたここに帰ってきます。約束します。”
Honey はそう返した。そして、一人一人を心からしっかりと抱きしめていた。

妹が最後に、
“待ってるからまた帰ってきてね。”
と目に涙を沢山ためてそう付け加えた。

そして私たちは、車に乗り込んだ。それでも、父と妹はhoney が見えなくなるまでずっと手を振り続け、honey もそれに答えるかのように、車の中から彼らの姿が見えなくなるまでずっと手を振り続けていた。

このお話はまだまだ続きます。楽しみにしていてください。

Love and miss you so much,





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最終更新日  2004年01月09日 16時23分23秒
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