『ドライビング Miss デイジー』
映画にも適齢期ってあるんだなぁとしみじみと感じた作品でした。この作品の適齢期にはまだまだ及ばないけれど。きっと、結婚して、子どもを産んで、夫に先立たれて…そうしないと本当のところは理解できないんだろうなぁ。と言っても、実際に結婚してなくて、子どもを産んでなくて夫に先立たれてなくても、その立場に身を置けるのが映画のいいところ。この作品を初めて見たのは、高校1年か2年の頃。理解できるはずがない。今も、登場人物の年齢には遠いけど、初めて見た頃とは感じるものが違う。また、もっと年をとってから見てみたいと思います。まぁ社会的な背景が日本とは随分違うけど。普遍的なものはあると思う。実は、私が一番たくさん映画を見たのは高校生の頃…背伸びして見た作品もたくさんあったので、見たことのある作品も、積極的に見直していきたいなぁと思いました。