テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:ナツの日常
実は、一週間ぐらい前から、ナツが下痢気味だった。
熱もなく、他に症状が特になく、食欲もあって元気だったので 病院に連れていかず様子をみていたのだが、 一向によくなる様子がない・・・。 そしてついに昨日、あたりから「緑色の下痢」をするようになり、 おしりが下痢ですさまじくただれてきてのもあって さすがの私も、あせってきてようやく病院に連れて行くことにした。 先生に便の検査をしてもらうと、 聞きなれた病名を告げられた。 「アデノウィルス」。(゚_゚i)タラー・ たしか、高熱がでるウィルス性の風邪だと思っていたのだけど、 アデノには50種類近くあるらしい。 で、ナツはその一種の、嘔吐下痢のような症状がでるヤツにどうも感染したらしい。 もっと早く受診すべきだった・・・・。(≧д≦)・゚ 油断していた自分を悔いる・・。 しかも、感染力が強くて、家族に感染する恐れが大きいときた。 せめて、陸にうつってないことを祈るばかりだ。 潜伏期間は5日~7日。 もしうつったとしても、抗生物質は効かないので 自然に治るのを待つしかない。 早くよくなっておくれ~。ナツよ! 参考記事・・。 ******************************************************* アデノ'とは扁桃腺やリンパ節を意味する言葉です。アデノウイルスはその名のとおり、扁桃腺やリンパ節の中に潜んで増えます。人に感染するアデノウイルスは現在49種類知られており、それぞれ番号がついていて、どの種類がどんな病気を起こすのか、ある程度わかっています。 【アデノウイルスの起こす病気は?】 アデノウイルスはいろんな病気を起こします。概して潜伏期は5~7日で、感染経路は便、飛沫、直接接触によります。免疫がつきにくいため何回もかかることもあります。 1.上気道炎、気管支炎 熱、鼻水、咳、のどの痛みなどを主な症状とするいわゆる‘カゼ'の原因になります。時に高熱、悪寒、頭痛、筋肉痛などのインフルエンザ様症状を起こすこともあります。 2.肺炎 特に、アデノウイルス7型は重症の肺炎を起こすことで知られています。5歳以下の乳幼児がかかることが多く、髄膜炎、脳炎、心筋炎などを併発することもあります。 3.扁桃腺炎 扁桃腺に膿がつき、高熱が3~7日間続くことが多く、血液検査では白血球が増えて血沈・CRPなどの炎症反応が強く、細菌感染と区別がつかない場合があります。 4.咽頭結膜熱(プール熱) 主としてアデノウイルス3型が起こします。高熱が3~7日持続し、扁桃腺が腫れ、のどの痛みを訴えます。両目または片目が真っ赤に充血し、目やにが出ます。夏にプールを介して流行することがあるため、プール熱とも呼ばれていますが、プールに入らなくても飛沫や糞便を通して感染します。うがい、手洗い、プールの塩素消毒などで、ある程度予防できます。学校伝染病の一つであり、主要症状がなくなった後、2日間登校禁止となります。 5.流行性角結膜炎 主としてアデノウイルス8型が起こします。目が充血し、目やにが出ますが、咽頭結膜熱のように高い熱はなく、のどの赤みも強くはありません。学校伝染病の一つで、伝染の恐れがなくなるまで登校禁止となります。 6.胃腸炎(嘔吐下痢症) ロタウイルスと同じく、乳幼児の嘔吐下痢症の主な原因となります。特にアデノウイルスによる腸炎は、腸重積を起こす原因になると言われています。 7.出血性膀胱炎 主としてアデノウイルス11型が起こします。排尿時痛があり、真っ赤な血尿が出ます。 8.無菌性髄膜炎 他のウイルスによる髄膜炎同様、発熱、嘔吐、頭痛が主な症状です。 【アデノウイルス感染症の診断と治療は?】 アデノウイルス感染を診断するためには、以前はウイルス培養という特殊な検査や2回以上血液検査をして、抗体が増えているかどうか調べなければなりませんでした。ウイルス培養は結果が出るまで1ヶ月以上かかり、血液検査は数週間の期間を置いて2回以上行って判定しなければならないため、実際の診療にはほとんど役に立たないものでした。ところが最近、綿棒で拭い取った咽の浸出液や便を調べることによって、その場で簡単にアデノウイルスの感染を診断することができるようになりました。残念ながら、やはり診断できてもウイルスそのものに対する薬はなく、細菌の混合感染を防ぐために抗生剤を使ったり、熱や脱水症状に対する対症療法しかないのですが、一部の重症例を除いて、時間さえたてば自然に治るだろうと予想することができるようになりました。重症例や難治例にはステロイドやガンマグロブリン(ヒト免疫グロブリン)が効果があることがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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