テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:ナツの日常
「100人に二人」
またか・・・。 なんか縁があるよ。こういうのに。 しかし、これって多いの?少ないの? でも、年少さん全員集めて、「このなかで2家族だけハワイ旅行にご招待します。」なんて言われても、絶対自分が当たるなんて思えないし。 (なんか的を得てないたとえだし) それなりに「ひとごと」な、数字の気がするんだけど。 どうも、あたっちゃうんだよね。 しかも、悪い方に。 前置きが長くなってしまったけど。 どうもまだ悪い流れの中にいるようで・・・。 昨日の夜。 小さなこぶを見つけた。 ナツの右ふともものつけ根にあったそれは 小さなこぶし大で、変な弾力があった。 旦那と二人。 しばし見入り、押したり、さすったりしたが、こいつが一体なんなのか想像もつかない。し、どう考えても昨日まではなかった。 いや気がつかなかっただけか。 しかし、思い起こしてみると 昨日の昼間のナツは、説明のつかない「泣き」を何度も繰り返していて 実家の母に「どこかいたいんじゃない?」と指摘されたほどだったが、 これが原因だったんだって、ようやく合点がいった。 しかし、これがどうしてできたのか、 それに、一体何ものなのか、 全然検討がつかなかったので真夜中ではあったが、すぐに母に電話してみた。 「もしかして、脱腸じゃない?」 だっちょう? もしかしてあの腸がおちんちんのところまででてきちゃうやつ? うそ~~~ん。 がぜん、ショックをうけつつも、 ネットで調べまくった。 まさかまさかまさかまさかまさか・・・・・・。 しかし、調べれば調べるほど、それは確信へと変わった。 そして脱腸がソケイヘルニアっていうもうちょっとマシな名前がついてたこともわかった。 そして、 ソケイヘルニアとは。 そけい部(脚の付け根)で腸が腹膜に包まれながら飛び出している状態。 外から見ると、ちょうどおちんちんの横あたりが膨らみます。 先天的なもの。 それを「けっさつ」といって、結んで閉じて、腸がそこから飛び出してこないようにします。 脚の付け根の少し上の所をメスで切って 手術するのですが、そのあたりの筋と同じ方向に切ってくれるので、 傷は割合目立たなくなる・・・・・ らしい。 要は、腸が飛び出したらいけないところにまで飛び出してきてて、とっても痛むので、それが飛び出ないように、管をくくってしまわないと治らない病気・・ と、解釈した。 で、今日、さっそく病院へ行った。 「きっとソケイヘルニアなんかじゃないよね。ちょっと歩きすぎて付け根がはれただけだよ。」と、自分を励ましながら・・。 しかし、期待は、あっさり裏切られ 母の診断はすごい。ずばり的中。 間違いなく「ソケイヘルニア」だった。 できたら間違いであってほしかったんだけど。 で、やはり手術しなくちゃいけないらしい。 それも来週にだと。 マジでマジでマジで????? 病院では、 「手術を要しますが、心の準備してからにしましょうか。」 「いえ。すぐにお願いします。」 なんて、気丈な母を演じたのだけど 内心はバクバクドキドキして、手術ってシュジュツってしゅじゅつって。 ってパニクってった。 し、 あとからあとからへこんだ。 何で何でまたこんなことになってしまったの?って。 ついこないだリクが髄膜炎になって、ようやく元気になってほっとしてたってのに。 そのほっとしたのがいけなかったの?って思うぐらい。 神様はほんと意地悪だ。 でも、まだ救われたのが、これが先天的なものだったってこと。 変な言い方だけど、 どうしようもなかったってこと。生まれついてのものだったから。 だから何を責めることも、悔いることもない。 だから、早くわかってよかったんだって思うことにした。 まだ、1歳とちょっとで、何もわからないうちに、嫌なことをすませられるんだって。 しかし、100人に2人って。 わざわざ、そんなところで、あたってくれなくてもいいのに。 ほんとうちの子は、そういうのわざわざあたっちゃうんだから。 これは宝くじでも買っとくかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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