関西フィル、サントリーホールで
週末、親子3人で聴きに行ってきました。丁度お兄ちゃんは部活が休みで、パパさんは結婚式に出席で、なんとなく1日やることが浮ばない。そういう時はネットでクラシックコンサートの検索をかけます。今回は丁度いい時間帯にサントリーホールで関西フィルのコンサートが見つかりました。曲目はシベリウス『フィンランディア』ドヴォルザーク『チェロ協奏曲 ロ短調104』シベリウス『交響曲2番 ニ長調43』指揮 藤岡幸夫さんチェロ Zhao JIngさん『フィンランディア』ならのだめでも使っていたし、子供達も聴いたことあるって思うだろうし取っ掛かりにいいだろうと思いまして、思い切って準備させました。一応ドレスコードに引っ掛からないように(夜じゃないけど)、それなりの格好をさせるのにクローゼットをひっくり返し服を探し出し、ようやっと家に出れる状態にして、チケットの販売時間に合わせて電車に乗り込むって感じの、全然優雅じゃない出発。溜池山王駅をちょっと前かがみに歩いて当日券売り場へ一目散。早く行かないと安いほうの席がなくなるッ!SとA販売でなんとかA席3人確保いたしました。フフフ、やったッ!それから、菓子パンにお茶なんぞ頂いてからホールへ。ロビーで楽団員さん達がお出迎えしてくださっていて、関西フィルはアットホームなんだなぁと思いました。始まる前の15分くらいは指揮者さんのプレトークがありまして、待っている間も飽きさせないサービス精神旺盛な、気持ちを高めてくれるトークがありました。そしていよいよ演奏♪♪フィンランディアはシベリウスらしく、SFっぽい、男の子が好きそうな音楽です。トランペットが目立つ、抑圧された人類が宇宙戦争でエイリアンに勝った!みたいなイメージかなぁ。(シベリウスさんすいません、解釈違いも甚だしいですね)チェロ協奏曲はドボルザークらしく広大な大地を風が渡っていくような感じ。時々思い出したようにおセンチになるんだけれど、そこはアメリカ大陸の大胆なところに影響されて楽天的になっちゃったような、気持ちの良い曲調です。演奏が良かったので、お兄ちゃん昇天。いい演奏、いい曲は緊張しないで聴けるのですよ。下手だと聴いてる方が緊張して力が入っちゃって聴き終わった後、疲れるからね。交響曲2番は、「シベリウスさん悩み事あるでしょ?時間掛かったけど解決して良かったね!!」みたいな曲でして、最初スキップのように明るめな気持ちから、悩み発生、3、4楽章に移るにつれ低音で一歩一歩頑張ってって最後はヤッターッ!!!子供にもわかる風に言うとそんな雰囲気です。「元気もらって明日も頑張るぞっ!」って気持ちよく帰ってきました。元気もらったついでに銀座をフラフラ、お菓子を買い込んだりしました。折角なのでダロワイヨのマカロンとクッキーを♪♪そして山野楽器でバイオリンの試し弾きをさせて頂いてフルサイズのパンフをもらってきました。そんなことしてたので、一足先に結婚式から帰ってきたパパさんから「みんなどこいるの~?」って電話をもらいましたが、いいじゃんねぇ、たまにはお留守番したってさ。1日早かったけど、母の日にあわせてわがまま言って母の行きたい所についてきてもらった一日でした。やっぱ、広いホールで聴く音楽はいいね~♪♪