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カテゴリ:九州の話題
今月から日本国内では新紙幣(F号券)が発行され、徐々に各地に出回り始めました。
とはいえ私はまだ新千円札しか実際に触ったことがありませんが・・・ 新1万円札に描かれている肖像は『日本資本主義の父』と呼ばれ、 現在も続く多くの企業の設立に尽力した渋沢栄一となっていますが、 1984年から40年にわたって1万円(D号券・E号券)の肖像として描かれた、 福沢諭吉の方がまだしっくり来ている人が多いのではないかと思います。 F号券発行の約2年前の時点でE号券の製造は終了していますが、 その最終製造券の1枚が福沢諭吉の生まれ故郷である大分県中津市に寄贈され、 今日から同市内の福沢記念館でお披露目されました。 最終製造券の一部は福沢諭吉が設立した慶應義塾大学や、 裏面に掲載されていた鳳凰像がある宇治・平等院といった、 お札にゆかりのある場所に寄贈されています。 なお福沢記念館では40年前に発行されたD号券・20年前に発行されたE号券の1万円札の、 それぞれ最初に製造されたお札も並んで展示されています。 お披露目に立ち会った中津市の奥塚市長は、 「福沢先生の存在は我々にとって中津市の誇り。 先生のことをもっとよく知り、そして先生のことを 情報発信していきたい。」と語っていました。 福沢諭吉の1万円札はこれからだんだん見られなくなっていくと思いますが、 故郷の中津市から(人物としての)諭吉の功績を発信していってもらいたいですね。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月16日 21時44分03秒
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