テーマ:ニュース(100209)
カテゴリ:九州の話題
先週、長い間日本列島をさまよった台風10号ですが、
速度が遅かったため九州に接近してから抜けるまでに2日以上要しました。 その影響もあって大分自動車道や東九州自動車道では、 台風の影響で大量の土砂が流入して通行止めとなっていましたが、 このうち大分自動車道は今日夕方に暫定復旧しました。 一方東九州自動車道では臼杵~津久見間で法面が崩落し、 復旧までにはしばらく時間がかかりそうです。 JR九州でも指宿枕崎線・山川駅~枕崎駅間で 倒木や倒竹が発生して運転に支障をきたす状態となっていることから、 今日から当面の間(平日のみ)、バスによる代行輸送が行われます。 そして今回の台風10号の進路上にあった屋久島では、 樹齢3000年とされている高さ約26m、幹回り約8mの『弥生杉』が、 根元から1.5mを残して折れていることが確認されました。 『弥生杉』の周辺に整備されていた歩道も一部損壊していました。 また屋久島の象徴である『縄文杉』へ向かうルートも土砂崩れのため通行できず、 こちらも復旧までにかなりの時間を要することになりそうです。 なお『縄文杉』や『紀元杉』など、他の巨木の被害は今のところ確認されていないそうです。 樹齢3000年の巨木ですら強力な台風の前には成す術もなかったことに、 自然の脅威を改めて感じるとともに、残った巨木が無事であることや、 1日でも早く被災した箇所が復旧できることを願っています。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年09月03日 22時39分30秒
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