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2024年11月14日
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テーマ:ニュース(100221)
カテゴリ:九州の話題
日本国内では電力のほとんどを火力発電で賄っていますが、
火力発電は二酸化炭素を多く発生し、地球の環境にあまりよくありません。
世界ではなるべく二酸化炭素を排出しない発電を行う動きが進んでおり、
太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる発電が行われていますが、
発電量はあまり多くなく、設備を作るためのコストが高くつくことが問題です。

その再生可能エネルギーの1つに地熱発電があります。
地熱発電は文字通り温泉地などの地面から熱を取り出してタービンを回し発電します。
『おんせん県』で知られる大分県はこの地熱による発電量が日本一です。

地熱による発電量が国内最大規模である九州電力八丁原発電所がある
大分県九重町では、新たな地熱発電所の建設へ向けて、
明日から掘削調査が開始されます。
掘削調査では地下2400mまで掘削して、地質や温度・圧力の他に、
地熱資源の存在を確認するということです。
調査の結果、発電に必要な蒸気の量が確保されていると判断されると、
新たな地熱発電所の建設が行われる予定ですが、
実際に建設されて稼働されるまでにはまだまだ長い時間がかかりそうです。

技術の進歩によって少ないコストで地熱発電所が建設され、
二酸化炭素の放出が多い火力発電や、核燃料を使う原子力発電にとって代わる、
クリーンなエネルギーが安価で利用できるようになるといいですね。

それでは、今日はここまで。



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最終更新日  2024年11月14日 23時17分24秒


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