九州各地で北部豪雨・7月豪雨の犠牲者に祈りがささげられる
2017年に九州北部豪雨が発生してから今日でちょうど7年の節目を迎えました。また2020年のこの時期に発生した令和2年7月豪雨の発生から4年が経ちました。それぞれの豪雨災害で犠牲となった方々が暮らしていた九州各地の自治体では、各地で追悼の行事が行われたり、市役所などで犠牲者に黙とうが捧げられました。月日は経ち、当時被害を受けたインフラや建物の中には復旧したところもありますが、今でもなお復旧が進まない所もあります。JR日田彦山線では豪雨で被災した箇所の鉄道での復旧を断念し、昨年からBRTによる運行が開始されました。またJR肥薩線では八代~吉松間が7月豪雨で大きな被害を受けました。このうち八代~人吉間は鉄道による復旧で熊本県とJR九州が合意しましたが、残る人吉~吉松間は現在も方向性が決まっていません。今年の九州地方は南部で大雨になることはありましたが、今のところ広範囲で大きな被害が発生している状況ではありません。先日の大雨の影響で鹿児島県の指宿枕崎線の一部区間で運休が発生していましたが、明日から全線で復旧となる予定です。今年はこのまま大きな豪雨被害や台風による被害が無いといいですね。それでは、今日はここまで。