JR九州、『ななつ星』よりもお手頃な周遊観光列車を導入へ
JR各社で運行中のクルーズトレインの元祖であるJR九州の『ななつ星in九州』は、2013年に運行を開始し、現在でもなお予約が取りにくいほどの人気を集めています。さらに『ななつ星』の成功を受けてJR東日本やJR西日本でもクルーズトレインを運行を開始しています。(佐世保駅に停車中の『ななつ星in九州』、2019年10月撮影。)そんな中JR九州では、『ななつ星』に次いで2番目となる九州7県を数日かけて巡る新たな観光列車を2020年度に導入することを発表しました。使用車両は『つばめ』や『リレーつばめ』を経て九州各地の特急列車で使用されている787系の1編成となるそうです。(『リレーつばめ』時代の787系、2007年撮影。)新しい観光列車は『ななつ星』のような『クルーズトレイン』ではなく、『ゆふいんの森』などと同じく『D&S列車』に位置付けされる予定です。そのため価格設定は『ななつ星』よりもお手頃に設定され、寝台設備を設けずに途中駅で下車して宿泊施設に滞在する形となります。気になるルートや停車駅、車両の内装などは今後決められる予定で、特にルートなどは沿線自治体と連携して決めるそうです。先日大盛況の中で閉幕したラグビーW杯の観戦に訪れた多くの外国人観光客にも再び九州を訪れてもらい、新しい観光列車に乗ってもらいたいですね。それでは、今日はここまで。