柳田が場外弾で照明を破壊&工藤監督が甲斐を相手に打撃投手
3連休の初日となった今日、日本列島では寒波が南下した影響で東京都内でもちらほら雪が降りましたが、宮崎市内では午前中雨となり、午後から晴れました。そんな宮崎でキャンプを行っているソフトバンクホークスは第3クールに突入しましたが、キャンプ期間中唯一の3連休ということもあり21,000人が来場しました。これまで午前中はランニング中心でボールを使う練習はありませんでしたが、第3クールからようやくキャッチボールやシートノックなどが行われるようになりました。昼食時には今回のキャンプ初となるランチ特打が始まり、内川・松田・今宮の主力3選手が参加しました。A組ブルペンではともに先発を争う東浜が145球、千賀が111球を投げ込み、大役の獲得へ向けてしのぎを削っていました。午後のティー打撃では1塁側のファウルグラウンドで練習をしていた柳田の打球がポールを超えて照明を直撃しました!結果照明カバーが割れたのですが、幸いにもケガ人はいませんでした。今回の飛距離は約130mと推定されますが、過去、横浜スタジアムの電光掲示板のパネルを破壊したことがある柳田ですので、ある意味順調に調整が進んでいるのではないかと思います。また、全体練習終了後に室内練習場で特打を終えた甲斐のもとに、王会長や工藤監督が顔を出すと、いきなり工藤監督が打撃投手を務めました。ストレッチと緩い球を打つ打撃練習の繰り返しのメニューで、工藤監督は「(甲斐の)体の動きや体幹の動きが固いんじゃないかなと思った。」とその経緯を語りました。守備については問題のない甲斐ですが、打撃面に課題があることから、その打撃力向上をキャンプの目標としています。「甲斐が打てば大量得点につながる。」と工藤監督が語っており、チーム力の向上も甲斐のバットにかかっているといっても過言では無いでしょう。他球団が新戦力を次々と獲得している今季、ホークスは現存戦力の向上が、リーグ優勝奪回と3年連続日本一には必要ですので、甲斐には守備だけでなく打撃も頑張ってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。