長崎駅北側の工場跡地をジャパネットが獲得!J1長崎の新本拠地に!!
今年から初めてサッカーJ1に参戦することになったV・ファーレン長崎ですが、そのスタジアムは現在県庁所在地の長崎市ではなく諫早市にあり、最寄駅から徒歩で30分とお世辞にも立地が良いとはいえません。しかも駐車場はあまり広くなく、車で観戦に来るのもひと苦労です。そんな中、敷地内に世界遺産『明治日本の産業革命遺産』の構成資産がある三菱重工業長崎造船所の一部である幸町工場の機能が諫早工場に移ることになり、JR長崎駅北側にある幸町工場は昨年度で閉鎖されました。これを受けて三菱重工業は跡地活用策(事業計画案)を公募し、・JR九州・イズミ・大和ハウス工業・ジャパネットホールディングスの企業グループが応募していました。そして先日これらの企業グループの中から優先交渉権をジャパネットホールディングスが獲得したことが明らかになりました!ジャパネットホールディングスは現在、V・ファーレン長崎を完全子会社化しており、幸町工場跡地については23,000人収容のサッカースタジアムを建設し、周辺にはホテルや商業施設、マンションなどを整備する計画を出しています。ジャパネットホールディングスでは新スタジアムについて5年後の完成を目指しています。場所はすぐ横をJR長崎本線が通り、長崎駅からも徒歩15分以内で到着できる距離にあり、今後、九州新幹線長崎(西九州)ルートの整備に伴い長崎駅が高架駅で整備されますので、その整備状況によってはさらにスタジアムまでの距離が短くなる可能性もあります。順調に行けば今から4年後の2022年度に新幹線ができますので、全国でも上位の好アクセススタジアムがその翌年には完成します。そうなると相手チームのサポーターが新幹線で長崎入りし、試合観戦と長崎市内の観光を楽しんでホテルに1泊し、翌朝に新幹線で戻る、というツアープランを組むことができます。まぁ関西以東から新幹線だけで行くのはきついと思いますので、各地から福岡空港まで飛行機→地下鉄で博多駅→九州新幹線で長崎駅というルートでもいいと思います。長崎市内は様々な観光名所がありますが、観光とサッカー観戦を組み合わせることで、市内で飲食や宿泊が増えれば経済が今以上に潤うのではないかと思います。V・ファーレン長崎の新スタジアムの完成が待ち遠しいですね。それでは、今日はここまで。