熊本城、天守閣を2019年までに復旧を目指す
4月の熊本地震の影響で大きな被害を受けた熊本のシンボルである熊本城の天守閣について2019年までの復旧を目指すことを大西一史・熊本市長が明らかにしました。(熊本城天守閣、2011年に撮影。)文化庁の試算によると、天守閣復旧にかかる費用は総額約600億円とされており、石垣だけでも約350億円かかるそうです。熊本市では櫓などを含めたすべての復旧工事を約20年かけて終わらせる予定ですが、せめて天守閣だけは、ラグビーワールドカップが行われる2019年に間に合わせる目的もあります。復旧費用がかかるのは止むを得ませんので、例えば北海道新幹線建設にかかる費用を全額熊本城復旧に充てるなどして、国からも可能な限りの援助を行ってもらいたいところですが、上の写真のような壮観な姿を取り戻すにはかなりの労力が必要になります。熊本城が復興のシンボルとして1日でも早く復旧してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。