新横綱・日馬富士が土俵入りを初披露
先日行われた大相撲秋場所で2場所連続全勝優勝を果たし、見事に昇進を果たした新横綱・日馬富士が28日に明治神宮で不知火型の土俵入りを初披露しました。26日に伝達式で横綱昇進の使者を迎えた日馬富士は、「謹んでお受けします。横綱を自覚して、全身全霊で相撲道に精進します。」と四字熟語入りの口上を述べました。翌27日には関取衆が伊勢ヶ濱部屋に集まって綱打ちが行われ、真新しい横綱ができ上がりました。日馬富士は小柄ですので先輩横綱・白鵬の綱よりも短いそうです。その後日馬富士は師匠で元横綱・旭富士の伊勢ヶ濱親方から不知火型の土俵入りの稽古をつけてもらいました。日馬富士は汗だくになりながら師匠から型を学んでいました。そして28日、明治神宮で横綱推挙式の後に奉納土俵入りを行い、太刀持ちに安美錦、露払いに宝富士を従え約3,000人のファンの前で見事に不知火型の土俵入りを披露しました。11月に行われる九州場所では毎日新横綱の土俵入りが見られることだと思いますが、その前に伊勢ヶ濱部屋が九州場所の宿舎としている大宰府天満宮でも奉納土俵入りが行われる予定です。九州場所では日馬富士の『全身全霊』の土俵入りが楽しみですね。それでは、今日はここまで。