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テーマ:ウエルッシュコーギー(1135)
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ほんの少しだけ心の整理がついたのでご報告させていただきますね。
クーは8月31日の朝虹の橋を渡りました。 ここ1年くらい足腰がめっきり弱くなってきて、お散歩の量も以前と比べてぐっと落ちてはいましたが相変わらず食欲旺盛で心配するような症状は見られませんでした。 それが8月の中旬辺りから一気に体力が落ち、足腰のふらつきや荒い呼吸が目立ったためかかりつけではない設備の整った病院に行って検査をしたところ肝臓に7~8cm大の腫瘍がはっきりと画像に写っていました。 しかも、ここまで大きいといつその腫瘍が破裂するかわからない状態だと・・・ 頭の中が真っ白になってその後なにを説明されたのかよく覚えていません。 ただひたすら思っていたのは手術して取れるものなら何とかして助けたいということだけ。 でも手術でこの状況が改善される見込みはほとんどゼロに近い状態でした。 すでに肝臓の一部に出血や壊死の状態があり、体力も落ちたクーの身体にこれ以上の負担をかけるのは死期を早めるだけ。 私たち家族にできることは、少しでも長くクーが穏やかに家族と一緒に過ごせる時間を作ってあげることのみ。 藁をもつかむ思いで、ガンに効くというサプリや水素水を取り寄せさっそくクーに与えました。 こんなヨロヨロの状態でも夕方には外に出たがるクーを連れて、短いとてものんびりとした散歩もしました。 食欲は相変わらずだけど動かなくなった分うんちの出も悪くなりました。 こより浣腸を試したときには「ちょっとアンタ何すんのよっ!」って顔で睨まれましたが・・・^^; そんな時間がもう少し続くと思っていた30日の夕方、低いうなり声を上げたクーがよろよろと立ちあがりシートの上に血尿を・・・ 急変。 息遣いはますます荒く、もう立ち上がる気力すら失せ、横になり痛みや苦しみと必死に戦っている姿を家族で見守る事しかできませんでした。 リビングに置いたマットの上で横たわるクーのそばで次男とともに一晩を過ごしました。 31日月曜、次男は仕事を休み私とともにクーのそばについていました。 目はもう瞬きをすることもなくうつろな視線で荒い呼吸と大量のよだれ・・・ 意識混濁状態の中でもクーは最後まで生きることをやめようとしません。 でも抱き上げたクーの身体に力はなく、最期の時がすぐそこまで迫っているのが嫌でもわかる状態でした。 数分後に今まで聞いたことのないようなうなり声を上げたクー。 一瞬見えた舌は血の気を失っていました。 歯を食いしばりながら頭を仰け反り、四肢を突っ張りながら痙攣を何度も何度も繰り返しクーは闘うことを止めました。 8月31日午前9時51分 本当に壮絶な最期でした。 クーの居ない生活に慣れないまま時間だけが過ぎて行ってます。 悲しみは当分癒えそうもないけど、クーのためにも元気にならないとね。 13年9か月と、長いようで短かったクーの一生。 次に生まれ変わった時にもまた家族になろうね。 愛しい我が家の三男坊クー。 たくさんの笑顔と幸せをありがとう。 ずっとずっと私たちの宝もの お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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