うにゃうにゃ雲2010.06.06光が丘 posted by (C)あっこ森
先日、映画『トロッコ』
監督:川口 浩史 さんの作品を観て来ました。
「東京に住む矢野敦(あつし・8歳)と凱(とき・6歳)の兄弟は、台湾人の父・葉孟真と日本人の母・矢野夕美子(30-37)の両親のもと、何の不自由もなく生まれ育った現代っ子。ところが、大好きな父が体を壊し、あっと言う間に亡くなってしまう―「いつか父さんの故郷を見に、皆で一緒に台湾に行こう」という口癖を実現できないままに・・・。図らずも敦と凱の初めての台湾訪問は、夕美子に連れられて、亡くなった父の遺骨を台湾中南部にある父の故郷に納骨に行く旅となり…」
というようなストーリーで始まる物語です。
うにゃうにゃ雲22010.06.06光が丘 posted by (C)あっこ森
あつしが、台湾のおじいちゃんに
「僕は日本人?それとも台湾人?」と尋ねるのです。
私は、日本に生まれ住んで日本人の両親に育てられて
それが当たり前のように暮らしていて
“なに人”かと意識をすることはなかなか無いです…。
強いて言うなら
宝塚と名古屋と群馬と東京の言葉を聞いて育った私は、
ちょっと…かなり発音がめちゃくちゃ…
何弁でもなくわたし弁になっています。
うにゃうにゃ雲32010.06.06光が丘 posted by (C)あっこ森
昔、国際交流の船の子どもキャンプで
世界中の子どもたちと一緒にテントに泊まりました。
そのとき、参加した子どものなかのひとりに
「お前“なに人”?」
「お前“なに人”?」
「お前“なに人”?」
と連呼する子がいて、その子に対してハッキリと
「お前なんでそんなに“なに人”か気にすんだよ。
はっきり言ってムカつく。」
と反論する子どもがいて
その発言後、「お前“なに人”?」と
聞きまくっていた子はその質問をやめていました。
子ども同士の関係性が大事で
社会化は子どもたちのなかでなされるべきだと思っている私は
よほどのことがない限り、大人の立場でのストップはかけません。
喧嘩、わだかまり、いさかい、気持ちの衝突
これらは、経験してこそ
心のクッションが働くようになると思うのです。
いい気持ち、やな気持ち、相手を思いやる気持ち
そのこと自体、生の体験を通して、
子どもの一人ひとりが感じることに意味があると考えています。
それを解決していきたいと
気持ちが働くことに意味があると思うのです。
映画『トロッコ』に出てくる高齢者世代の台湾の人々は
戦争を経験していて、日本兵が教えたという
やたら丁寧な日本語を話していました。
そして、あつしのおじいちゃんは、
「日本の為に働いた私たちは戦争が終わっても報われない…」と
「だれもそのことについて振り返らない」と語るのです。
気が付いていなかった
「近代史の中の日本と台湾の関係」についての視点に
気づかせてくれる作品でもありました。
子どもたちが出てくる作品って好きなんですけど
大冒険を終えて帰ってきたあつしとときに
創られた話とわかっていても
ウルッときてしまう仕上がりについ…涙。
うにゃうにゃ雲に一番星2010.06.06光が丘 posted by (C)あっこ森
雨降り&Yogaのレッスンがない夜&レディースディに感謝!
写真は光が丘にて6月6日に撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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