森でのんびり

お花に溶け込む2010.10上野 posted by (C)あっこ森


カタバミ、チュウチュウ中。




イモカタバミだったか


ムラサキカタバミだったかは


ちゃんと見てこなくて不明だけど


一瞬だけ止まってくれた。




最近思うのは、


吸蜜をするときの虫たちの足の位置って


結構バランス取るのにいろんなところで


身体を支えていて


真剣な彼らには悪いけど


なんだかユーモラスに思える。




それを真剣に追っかけている私も


ちょっと危ない人かちょっと変な人。




スイッチ入ると


まったく周囲が気にならないから


虫さんたちの集中力とおんなじぐらい。




でいて、虫の名前とかは


ほとんど知らない。




虫好きな方のグループにも所属できない。




花や木の名前も調べないとわからない。




でも植物＋生き物の組み合わせになると


どっちも生き生きしているようで


なんか落ち着く。




生き物なら


それを取り巻く環境を含めて関心がわく。




昔っから虫が大好きだったわけじゃないと思う。




本能のままなんだろうけど


暮らし方、生き抜く知恵など知れば知るほど


ただ生きると言うことに


ものすごく真摯であり、貪欲な姿が愛おしい。




それでいて拙いこともあって


空から見ていると


昆虫社会もいろいろ大変だ。




くすんだ夕暮れ色を見て


何色かと他人に問うて


自身で「空色」と呼ぶ･･･方がいらした。




空色という言葉の包括力を改めて感じる。




一般的な、空色のクレパスは、命名失敗。




だって固定概念を植え付けるから。




一人ひとりが、自由に思い描き


目の前の空に、今日の空色を感じられる


自由度が心地いい。




心に焼きついた


懐かしい空色を想い出すこともある。




空の話をすると


必ず、想い出すのは、祖父の言葉。




「同じ空はないから。眺めるのが楽しみだ。」



白い雲ひとつぷかり2010.10代々木 posted by (C)あっこ森


職場から眺めるいつもの空に


雲がひとつぷかり。




この空だって、今日の空色。




空を“そら”と読むか“くう”と読むか。




少々の懺悔


「虫さん、あなたの空を私の顔で被ってしまいました。


びっくりなさらないでください。


どうぞごゆっくりチュウチュウしてやってください。」

写真は１０月上旬に上野＆代々木にて撮影しました。

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