都内の公園の敷地内って
どこでも踏み荒らされていて
あんまり植物には期待できないんだけど
キノコがぐるりと円を描いてニョキニョキ。
たくさんのキノコ村2011.06.19光が丘 posted by (C)あっこ森
“きゃっほ~い。”
心がいつまでも、どこか少年気分、満タンの私。
ドロだらけになる…ことが
気にならず、迷わず近寄る。
西洋では、キノコが丸い円を描いて発生することを
フェアリーリング「妖精の輪」と呼ぶらしい。
意味としては、妖精が輪になって踊った跡ということらしい。
しゃがんでカメラを構えていたら
本当にあとから可愛い妖精のような
子どもたちがやってきた。
年の頃は、4歳と3歳ぐらい。
「何しているんですか?」
おねえちゃんが私に聞くので
「写真撮っているの。」と答えた。
そしたら、「これ、毒キノコ?」って続けて聞くので
「もしかしたら、食べられるのかもしれないけど
わからないから、毒キノコと思っていたほうがいいよ。」と答えた。
そしたら、まぁ、この子たちのテンションは
最高潮に達したみたいで
「毒キノコ、きゃっほ~い。」
「毒キノコ、きゃっほ~い。」
「毒キノコ、きゃっほ~い。」
と、「毒キノコ」を連呼する、する。
公園で生きるのは大変でしょ2011.06.19光が丘 posted by (C)あっこ森
思わず笑っちゃって
カメラなんて構えていられなくて
そしたら、遠くからお父さんお母さんの呼ぶ声が聞こえて
「やめなさ~い。」「危ないよ。」
「やめなさ~い。」「危ないよ。」
「やめなさ~い。」「危ないよ。」
を何度も連呼していた。
そうだよね、キノコが生えるぐらい
ここジトジトだし、べチャべチャだし
子どもがドロだらけになったら色々困るんでしょ。
でもあんまり子どもたちが
「毒キノコ」で盛り上がっているので
教えてあげた。
「ほら、後ろのあっちのほうにも
ずっと「キノコ」がいっぱいだよ。」
「うわぁ~毒キノコいっぱい。」
「さわっちゃダメだよね。」
「毒キノコ、いっぱい。きゃっほ~い。」
「毒キノコ、いっぱい。きゃっほ~い。」
クルクルまわりながらキノコを楽しむ。
フェアリーリング「妖精の輪」って言うけど
本当に目の前で妖精が輪になって踊っているみたいで
可愛かった。
大自然とは呼べないけど
都会のオアシスで
妖精たちの輪踊りを目の当たりにしたみたいで
心がほかほか、いい気持ち。
「妖精の輪」いい名前。
ドロだらけの私…
妖精たちの夢から覚めたのは
そのあと、飲食店に入ってから…。
少年気分満タンの私自身は
「ドロだらけ」が気になりませんが
私の靴底は「ドロだらけ」状態を忘れず
保持してたんですね。
私の靴底にくっついていた
キノコの菌たっぷりのドロがお店の空調で乾いて
パリパリの粘土みたいになって固まって落ちて
店内の床が、ドロだらけ。
お店の皆さん、ごめんなさい…。
あの子たちのお父さん、お母さんが
「やめなさ~い。」と連呼し続けていた
意味が私にもようやくわかった気がします。
ドロだらけってあんまり気にならないんですが
お店に入るときは、気をつけマース。
長雨が続いていますからね2011.06.19光が丘 posted by (C)あっこ森
写真は6月19日に光が丘にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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