大木製薬さんから提供していただいた
ケフィア種菌３袋。
１袋で５００ｍｌの牛乳から
ケフィアが作れるというもの。
ほぼ室温で２４時間の発酵時間で完成する。
ちゃんとレポートしなくっちゃと
真面目に作ったんだけど
１Lの牛乳に２袋、２５度で２４時間放置しても
サラサラの牛乳状態で「失敗したか？」と
不安になる。
熱湯消毒したスプーンですくって食べたら
大嫌いな牛乳の匂いが強くなっていて
ちょっと食べられそうにない。
でも、牛乳もケフィアも
無駄にしたらもったいないので
ラスト１袋もあとから投入して
そこから８時間さらに置くことに。
失敗した例も成功した例もわからず
初めての牛乳ケフィアは
どういう感じなのか
自分のなかの指標がない。
牛乳を常温で３２時間放置。
そこに口をつける。
冷静に考えると“腐敗”のケースも考えられ
恐怖と闘いながらの死因…いや、試飲。
勇気あるな。わたし。
８時間前の牛乳臭さは消えて
ちゃんと固まり始め
ヨーグルトドリンク状になっている。
２５度のヨーグルトを冷蔵庫で１時間ほど冷やし
朝食としていただいてみた。
シュワシュワ～～。
信じられない、牛乳から微炭酸！！！
牛乳３２時間、放置後の発砲…いや発泡事件に
わたしのちいちゃなハートがドキドキ。
お腹、痛くならないよね？
母に「これ普通のヨーグルト？」と
聞かれたけれど
食べた感じでは、“普通さ”は
まったくない。
「ヨーグルトじゃない、ケフィア。
でも豆乳じゃない、牛乳製。」
精一杯のわたしのお答え。
母に「普通のヨーグルトじゃない！！」と
苛立った声を浴びせられるが
「普通じゃない…。」としか言いようがない。
この時点で、このケフィアの安全性は未確認。
母のアレルギー体質のリスクを考えると
自信を持って「食べていいよ。」と
言い切れない。
微炭酸ヨーグルトの体験が
正しいものなのかどうか
判断つかないままの自転車通勤。
途中でお腹が痛くなりませんように…。
３０分自転車に乗るのもちょっと勇気がいった。
会社について、暇をみて
「ケフィア 発泡」で検索してみた。
「ケフィア (ヨーグルトきのこ)
[英]Kefir, Kefir Grains [学名]-
概要
発酵乳の一種で、アルコール発酵乳に分類される。
乳をケフィアグレインと呼ばれる乳酸菌と酵母で
発酵させたもので、酸味と発泡性があり、硬い。
カリフラワーに似た形状を形成し、
ヨーグルトきのことしても知られている。
俗に「血圧を下げる」
「血中コレステロールを下げる」などと
言われているが、
ヒトにおける有効性や安全性については、
信頼できる充分なデータがないことから、
特別な効果を期待しての過剰摂取は避けるべきである。」
http☆//hfnet.nih.go.jp/contents/detail1164lite.html
（☆を：に代えてください。）
「健康食品」の安全性・有効性情報より
なんだ、発泡するものなのか。
それが、一般的であることを知らない私。
ケフィアも、ヨーグルトきのこも
カスピ海ヨーグルトも
流行のときにまったく乗らなかった。
じゃあ、なんで今さらかというと…。
お腹のことについて勉強すればするほど
“腸って、いいぬか床と一緒だな”と思えるからだ。
詩人のアーサー・ビナードさんは
「“むろ”と一緒」と、表現される消化器官。
腸内で発酵して自分用の栄養に作り変えていく。
便というのは、半分は、
腸内細菌の死骸とも聞く。
だから、常時、大量の菌が必要なのだ。
菌が活躍できるように意識して
食事や運動やメンタルケアを通して応援すると
菌床の私自身の身体が楽になる。
腸にとって発酵している食品は
自分栄養に作り変えるための
段階が、半分済んでいる食品。
身体に合えば、
常在菌たちのいいアシストもしてくれる。
どの菌がちゃんと腸まで届くのかわからないから
よさそうな菌をいろいろ摂取して
的中率を上げたい。
それがわたしの今発酵食品と向き合う気持ち。
だから、今さら、ケフィア。
そして、流行っていないので
なかなか情報交換ができず
「微炭酸ヨーグルト」に
ひとりオッカナビックリ。
まったく大丈夫だったことも
身体を通して知る。
アルコール発酵乳と説明があったけど
…あれ、アルコールも
アレルギー物質なんだけどな…わたし。
もう何回か摂取して
このケフィアが
身体に合うのかどうか確認してみようっと。
はまって動けない、わけではありません2012.05.19光が丘 posted by (C)あっこ森
写真は５月１９日に光が丘にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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