出勤時。
エレベーター乗車。
７割ほどの混雑。
オフィスは、１２Ｆ。
男性更衣室のある７Ｆでいったん停車。
ドアが閉まり昇ろうとしたところに
大きく上下にガタンと落ちていく感じで揺れ
急ブレーキがかかったみたいで緊急停止。
そして一瞬消灯。
電光掲示も消灯。
「コワい。」
そうつぶやいていた。
「止まったんじゃ？」
他の女性社員が悲痛そうな声を上げる。
数秒で点灯。
「ものが挟まっています。」
録音された女性のアナウンスが流れた。
見れば、一番おしまいに乗った
男性のカバンの紐（１．５ｃｍ程度）が
内扉に挟まって、少しの隙間が出来ていた。
ひっぱって抜くと
いつもどおり何も無かったように
エレベーターが動き出した。
すごくコワかった。
そのまま落下
あるいは、何時間も閉じ込められるかも…
そんなことが頭をよぎった。
そして、
「ヘルメットもある。防寒着もある。
弁当も飲み水も持っている。
みんなで分け合うのかな。」
そんなことを思っていた。
ほんの数秒の危機。
死を一瞬突きつけられたような
そんな気分だった。
どこに向かって歩き出そうか22012.10.21光が丘 posted by (C)あっこ森
写真は１０月２１日に光が丘にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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