石鹸作りを始めて間もない私。
身体に石鹸は使いませんが、
日焼け止めやメイク(石鹸で落とせるもの)をするので
お顔には夜に一度だけ石鹸を使用しています。
石鹸のよさや悪さを肌で実感する日々。
そうなってくると気になるのが
世の中で販売されている
他の方の作った石鹸。
肌にいいからと
凝ったものをいただいて使っても
やっぱりシンプルなもののほうが
わたしの肌には、しっくりくる感じ。
馬油を使ったというプロの石鹸も
優しいらしいけれどよくみると
釜炊きものだから、添加物が多くて、
わたしの石鹸がしっとり系なら
わたしには、馬油の石鹸は、
さっぱり系に感じました。
そして、今回ご縁をいただいたのは
「セラミド石鹸・ナチュセラソープ 」です。
ナチュセラ石鹸2012.12.20自宅 posted by (C)あっこ森
私と同じ製法のコールドプロセス製法で作られた石鹸。
●洗う・守る・補うでお肌にやさしい石鹸
●余計なものは一切不使用
●天然ヒト型セラミドを高配合
●美容成分豊富な美容石鹸
●昔ながらの製法、コールドプロセス製法
成分をみてみましょう。
成分:パーム油、水、
パーム核油、オリーブオイル、
水酸化Na、アボガド油、シアバター、
ホホバオイル、サツマイモ根粕エキス、
イライト、ローズウッド油、
ヒノキ油、セラミド3、セラミド62(ツー)
天然ヒト型セラミドをはじめ、
抗酸化力の高いサツマイモのポリフェノール、
赤ちゃん用の石鹸にも使われるアボガドオイル、
保湿効果の高いシアバター、
クレンジング効果の高いホホバオイルなど
お肌を気づかった成分満載の美容石鹸、
それがナチュセラソープ、だそうです。
少し気になったオイルがあったので触れておきます。
パーム油
パルミチン酸やオレイン酸が主成分で、
堅く、溶け崩れの少ない石けんを作るときには
欠かせない油です。
(堅く、溶け崩れの少ない石けんになる油脂)
パーム核油
パームヤシの種から取れる油で、
脂肪酸組成はココナッツ油と似ています。
刺激の強いカプリル酸やカプリン酸が少なく、
オレイン酸が多いので、
ココナッツ油よりマイルドな石けんに仕上がります。
(泡立ちのよい石けんを作るために必要な油脂)
http☆//sekken-life.com/life/HM_Soap05.htm
(☆を:にかえてください。)
石けん作りに使う油の性質
パーム油の問題点
パーム油は主にプランテーションで作られるため、
森を切り開く必要があります。
森を切り開くことで生物が減少し、
その多様性も失われるのです。
農薬使用による地域環境の汚染や健康被害も問題です。
2002年までは一番使われている植物性油は大豆油でしたが、
それ以降パーム油が世界一となっています。
当然プランテーション面積も増加しており、
マレーシア国土の面積の十数%と、非常に大きな割合を占めています。
もともとマレーシアは、世界で最も
生物多様性が豊かな地域と言われていますが、
その森がどんどん丸裸にされていく状況にあります。
そして、木を切った後アブラヤシを植えて、
一面アブラヤシのプランテーションになります。
これは一見、緑ですが、
生物多様性は非常に貧弱なものになってしまいます。
社会問題としては、とくに、農園労働者の
衛生・安全面や賃金面の問題が挙げられます。
強制労働や児童労働に関する報告も聞きます。
開発地域の先住民の権利が侵害されることもあるようです。
http☆//eco.goo.ne.jp/business/csr/global/clm52.html
(☆を:にかえてください。)
持続可能なパーム油とは~CSRの視点から - グローバルコラム - 環境gooより
石鹸のもちと泡立ちのために
添加されているオイルの影です。
パームオイルを使ったものは、
安価なため大変多くの製品に使われ
また、バイオディーゼルの原料として
使おうという世界的な動きなどが影響して
需要が激増し、環境負荷が高いものなのです。
さて、石鹸から少し離れましたので話を戻しましょう。
アルカリ計算機&石けんシミュレーション
http☆//www.tsukutsuku.com/simulation/calculator.php
(☆を:にかえてください。)
というHPがあるのですが、
私なりに成分を仮に想定して
計算シュミレーションをしてみました。
(実際の配合は、わかりませんので、あくまで私の想像です。)
ダイヤグラフ posted by (C)あっこ森
するとかなり綺麗な
ダイヤグラフを描く石鹸ができあがりました。
おそらく石鹸としてのバランスは、
申し分ないものなのだろうと思います。
パーム油抜き posted by (C)あっこ森
ちなみにパーム油・パーム核油を抜いて
計算した場合は、
こういうダイアグラフを描きました。
難しい話はさておき、実際に使ってみました。
ナチュセラ石鹸使用前2012.12.20自宅 posted by (C)あっこ森
手のキメをマクロ撮影。
ナチュセラ石鹸使用後2012.12.20自宅 posted by (C)あっこ森
使用前、使用後で
綺麗な三角がちゃんと整っています!
お肌に水分も入って皮脂層のバリアも
守られているような気がします。
美白効果は…ターンオーバーとの
関係なのですぐに実感するのには無理があるかも。
泡を乗せて泡のパックをするらしいのですが
この石鹸の泡、とても頑丈です。
同封されていたリーフレットには、
3~5分で消えていくものらしいのですが
とても簡単には、崩れそうにないです。
ナチュセラ石鹸泡だち2012.12.20自宅 posted by (C)あっこ森
何しろこの撮影した泡、
泡立てて30分以上このままで
お風呂から出てから撮影しました。
だいたい3分ぐらいのところで
洗い流しましたが
つっぱることなどはなく
ヒノキとローズウッドの香りに
まるで森林浴をしているような気持ちになれました。
コールドプロセス製法の石鹸のもつ特性の
自然とできる、グリセリン効果で
しっとりと落ち着きのある感触、これはいいですね。
わたしの石鹸は、作っているものは、
材料が、超シンプル。
ナチュセラソープは、
一段上の美容成分もたっぷり。
(敏感肌には、たぶんそれさえも
NGのことがあると思います。)
お肌の状況がいいときに試すと
美容成分の恩恵が受けられると思います。
森林浴気分で洗顔、
夜のリラックスタイムにいい気持ちです。
写真は12月20日に自宅にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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