ハコベの新芽の群生に気が付いて
足を止めてひざを折る。
そしたら、偶然なんですけれど
青い花が。
ひょっこりと顔を出す2013.03.02小金井公園 posted by (C)あっこ森
「こんにちは。」
とっても小さなつぼみ。
小さいけれど
今にも咲きだしそうに
よく膨らんだつぼみ。
何のお花だろうと思って
せっかくの落ち葉のお布団を
ちょっとだけ失礼した。
一番咲きのつぼみの君に気が付けたのは奇跡かな。2013.03.02小金井公園 posted by (C)あっこ森
うん。うん。この形。このリズム。
記憶にある自分の一番小さい時に
花束のお土産を母に作るために摘んだ花。
たった１日しか咲かないお花をつける地上の星。
いっぱいあるものは摘んでもいいと
採取することを祖父に許してもらった。
自然との付き合い方を教わった花。
せっかく摘んでも１日でしぼんでしまうのが
可哀想だからとこの花の特徴を覚えて
この花は、可愛くてもみるのを楽しむだけにした。
雑草なんて呼ばれることが多い彼ら。
自生、自ら土地を選び
そこで大きくなっていく。
遠く離れた野山に小さな春を
見つけに行っていた昔。
今は、一番近くの本当に身近な
私の前にある春を愛でる。
それがどれだけ幸せなことかと思える。
遠くの大自然にしか、
自然が無いと感じてしまうと
日常は、つまらなく感じてしまうのが
もったいないって
あるとき気が付いた。
もちろん大自然には大自然の素晴らしさがある。
だけど身近な大地にも
こうして立派に輝く命がある。
そのことに気が付いて、幸福度は増したんだよ。
写真は３月２日に小金井公園にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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