オーダム タル(広大な草原)で
洗濯をするということ。
この意味を考えながら
タライを抱えて
井戸に水を汲みに行っていた。
このキャンプでは、水はものすごい貴重。
そこに旅行者である、
私が悠々と洗濯をするということ。
でも着替えを2日分しか持ち歩いていないわたしには
必要な行為…だと思う。
洗濯をした水は、また大地に還すことになる。
インパクトは最小限にしなければ。
汗を流すだけの水洗いで十分。
草原で洗濯2013.08.18モンゴル アルタンボラグ posted by (C)あっこ森
なるべく、控えめに水量を抑え
圧し洗いを始めた。
日差しを避けて、ゲルの影に入り
オーダム タル(広大な草原)を目の前に
洗濯をする、このことが今わたしの唯一の仕事。
この椅子を用意して、
タライを抱えて
井戸に水を汲みに行く頃から
これが今わたしの仕事かと思うと
嬉しくて仕方がない。
洗濯をするということが
なんで、こんなに面白いんだろう。
はぁ~最高の贅沢。
圧し始めて、気が付いたことがある。
石鹸を使っていないのに
洗濯機で洗った服には
なにかしらの洗剤分が残っているのか
不自然に水が白濁する。
洗濯機のすすぎが不十分なのかと
疑問が沸いてきた。
白い服の目立つ汚れのところだけ
ほんの少しの石鹸をこすりつけて
しみ抜きをした。
そうして、洗いを済ませて
順に手で絞り
大きなものは、洗濯ロープへピンチで止める。
小さなものは、ゲルの紐の間に挟み込む。
ゲルでお洗濯物干し2013.08.19モンゴル アルタンボラグ posted by (C)あっこ森
わたしのヘナチョコ手絞りの
びちょびちょ洗濯物でも
2~3時間で乾くほど、草原の風は乾いている。
ミントの仲間の草でできた草原の風は
スーッと鼻に抜ける。
気持ちが穏やかになって
ナラ(お日様)が気持ちよくて
洗濯物が風に吹かれてゆられているのを見ると
そのことが私の心を幸せな気持ちで満たしてくれている。
シンプルな喜びに浸る、この幸せ
オーダム タル(広大な草原)でのんびり
写真は8月18日&19日にモンゴル アルタンボラグにて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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