母の実家にあった裏庭の屋敷木の大きな切り株のうろ。
なかに潜り込めば
子どもが、3人ぐらい入れた。
傘をさして、屋根にして
お菓子とか持ち込んでそこで
こそこそおしゃべりをする。
小さな基地の思い出。
素敵な草の家ができていたから、思わず、
自転車を止めた。
秘密基地2013.10.14光が丘 posted by (C)あっこ森
写真を撮っていたら
子どもたちが近寄ってきて
「なんで撮るの?」と聞くから
「カッコいいから。」って答えてみた。
そしたら、気をよくしたのか
一気に仲間に入れてもらえたみたい。
捕ってきたばかりのカマキリを
中に放つ相談をうける。
「ココに放したら、ココで卵産むかな。」
「卵産んだら、死ぬの?」
「うん。死ぬよ。」
「えっ?産んだら、すぐに?」
コロッと眠るジェスチャーを交えて
話すところがなんともかわいい。
「…。う~ん。そんなにすぐにではないと思うけれど。
産んだら、死ぬよ。」
子どもたち同士の可愛い情報交換をそばで聞いていた。
「ココに放していいかな?」
今度は、わたしにも相談を…。
「うん。」
でも、おばちゃんは思うよ。
たぶんね、放したところにカマキリちゃんは
ジッとはしていないよ。
好きなところに行っちゃうと思うよ。
女の子たちに呼ばれて男の子たちは
女の子が、かき集めておいてくれた、草を取りに行く。
駆け足で草を運び、草の家の壁を補修する。
秘密基地修復作業2013.10.14光が丘 posted by (C)あっこ森
「秘密基地なんだ~。」
わたしに自慢する。
まったく隠れていないけれど
“秘密”基地なんだね。
再び草を取りに行く。
女の子たちに「まだダメ。」と
叱られている男の子たち。
女の子が集めた草を運び、
家を作っているのは男の子。(←働きアリっぽい(笑))
ちゃんと分業になっていて面白い。
お母さんの真似をしているのか
女の子たちは怒り方も、どこか大人びている。
超楽しそうな“秘密基地づくり”
なぜ一瞬で仲間に入れてもらえたのか、と
可笑しくなる。
子どもの世界は、そういうものなのかもしれない。
同じ光が丘で、もう少し大型の草の家を見つけた。
草の家、姿へのこだわり2013.10.14光が丘 posted by (C)あっこ森
こちらは、お家に入るまでの“間”が、なんか素敵。
かつて、ブルーシート1枚の
野営訓練を受けた中学時代を思いだす。
もちろん、ソロで泊まる。
ウサギの目を夜中にひとりでみると、
雑食のはずのこっちの背が凍る。
目が動くものに、みんなびっくり。
お願い夜行しないでって、思ったんだよなぁ。
ついでに優しい先輩が、薪を水にしっとりと濡らし
濡れた薪に火をつける訓練も…思いだす。
草のお家は贅沢です。温かいんですもの。
草の家2013.10.14光が丘 posted by (C)あっこ森
台風、大きな被害となりませぬように。
写真は10月14日に光が丘にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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