「可愛い。」と今日二人の大人から言われました。
職場で今日施錠確認をする役目…つまりラストに
職場を締めてから出る仕事だったのですけれど。
その30分前に同僚二人が先に上がるというので
年末のご挨拶を。
まだ上の階で来月の壁面の飾り用のひつじの
切り貼り作業をしていたわたしに
二人がそれぞれ挨拶に上がってきてくださった。
「それでは。よいお年を。」と
二人と別れた。
しばらくして、下の階から扉の開く
ゴトン、ゴトンという音が2回、聞こえてきた。
古い建物に、「一人でいる」ことが急に迫ってきて
だんだん怖くなっちゃって
まだ20分ぐらいあるのに
ひつじなんて切り貼りしているどころじゃなくなって
早々に画用紙の箱を倉庫に戻して。。。
もう暗くてイヤンなっちゃう。。。と思いながら
足早にドキドキしながらお片づけ。
もう全力疾走してしまいたいぐらい
がんばって早くお片づけ。
下の階に降りると
事務室に明かりがついていて
もう人がいないはずなのに
なかに人の気配を感じた。
めっちゃ怖いんだけれど…と思ったけれど、
でも気合で…エイヤッと扉を開ける。
Σ┌( ┐*_ロ_)┐ギャ!と思ったけれど
なんとか平静を装って
「お疲れ様です。」
と席に座っていた同僚に挨拶を。
「あれ?降りてきちゃったんですか?」
「いや…一人かと思ったら
なんか怖くなっちゃって…。
ひつじどころじゃなくなっちゃいました。」
「可愛いっ。」
ニヤニヤと半笑いの同僚…。
クッソ~と思ったけれど
とりあえず言われても仕方ない。
横目をやると女性の更衣室の電気が点いていた。
あれ、まだ残っていらしたんだ…。
「失礼します。」恐る恐る扉を開ける。
「お疲れ様です!」
元気に同僚が挨拶をしてきてくれた。
「上にいようと思ったけれど
下でゴトンゴトンと扉の音がするし
だんだん怖くなっちゃって…。
ひつじどころじゃなくて降りてきちゃいました。」
「可愛い~。」
あぁ。また馬鹿にしているような
笑みを浮かべられた。
まったく仕事納めだっていうのに
カッコ悪いなぁ…。
帰り支度をして事務所に戻ると
ベランダから同僚が出てきてくれて
時計を見て、「でましょうか?」と
声をかけてくれた。
どうやら、わたしのために
時間を潰して待っていてくれたのが
わかった。
ありがたい。ありがたすぎる。
こんなヘナチョコな理由のために。
「すみません。
わざわざ残っていただいたんですね。」
「ミエルんですか?」
また、馬鹿にしたような半笑いでわたしに聞く同僚。
「あっ。はい。いえ…これ言うと
変な人ぽいから、あんまり言わないように
しているんですけれど。
大人になってオバケがコワくて
ひとりで泊まるのがいやで
ホテルに泊まる1週間前から怖い夢を見続けて
完全に寝不足状態で当日を迎えたことがあります。
あと、学生時代は、霊感少女と呼ばれ
知らないほかのクラスの人からも見て欲しいと…
「新宿の母」みたいに、私の前に列ができたりして
見えるものをお話ししたり…。」
そんな話をしている間も始終、
ニヤニヤとしながら話を聞いてくれた同僚。
ほかの人に言わないでくださいね。
あー新年は、わたし、オバケがコワイ人になっとるなぁ。
アゥ‐…(T▽T)…怖いんだもん。
ちなみに可愛い人形もコワいです。
ほぼおんなじ理由ですΣ(゚д゚lll)
職場にある、子どもたちにも人気の
ポケモンのぬいぐるみの山…
なるべく近づかないようにしています(笑)
学生時代のデパートのアルバイトで
ぬいぐるみ売り場に配属が決まり
怖すぎて3日で辞めました(笑)
つぎの締め番がきたら…どうやってやり過ごすか。
来年の課題だなぁ…。
でもどうして、同僚が二人とも
まだ職場にいたのに…
扉の開閉の音が聞こえてきたんだろう…。
あーやっぱり、コワイ。
くま手袋2014.12.24自宅 posted by (C)あっこ森
写真は12月24日に自宅にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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