9歳の女児が漢和辞典に首ったけで
帰る時間になっても
ただひたすら辞書を読む。
側に寄って話しかけると
「灯すっていう漢字に合う「ま」の字を知らない?」
って聞いてくる。
なんとなく状況を察して答えてみた。
「まあ一般的だけれど、真実の真は?」
「舞うは?」
「麻は?」
どれもこれもピンとこないらしい…。
「まだまだ熟考が必要そうだから
明日も続きでもう少し考えてみようか。」
そう言葉がけをするとやっと重い腰を上げる気に
なったらしい。
彼女を辞書に引きつけたのは、子どもの名前。
どんな名前をつけるか、という視点で
「ま」と読む字を探していたのだ。
ここまで真剣に辞書を丁寧に読む彼女を見ていて
字を味わう時間の楽しさが伝わってきた。
早熟…なんて切り捨てずに
漢字や言葉を味わう時間として捉えると
すばらしい課題に思える。
子どもの幸せを願って名前を考える。
子どもの母性もいっしょに養われていく時間なのかも。
なぜ「灯」を使いたいのかなんて
質問は、野暮なんだろうなぁ~。
漢字の幸せな味わい方を
子どもに教わった時間。
プロペラ着地2015.01.02赤羽自然観察園 posted by (C)あっこ森
写真は1月2日に赤羽自然観察園にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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