一番花2015.05.15玉原 posted by (C)あっこ森
子どもたちが帰る頃
帰りの会というのが毎日開かれる。
お話を読んだりゲームをしたり
楽しみすぎて帰りの会の15分前から
並んじゃう子も出たりするぐらい。
先日までは、紙飛行機大会を始めて
紙飛行機を作っている間に
『ライト兄弟』をはじめ
『バムとケロのそらのたび 』
『ひこうせん』
などのお話を通じて子どもたちと
空の旅を楽しむ。
1週間も続けていると
紙飛行機の形もどんどん発展している。
翌週、いくつかの形の違う空き箱に
10点、20点、40点、
60点、80点、100点と箱にそれぞれ貼り
カレンダーを切って丸めたボールを
そこに入れて得点を競う遊びを始めた。
やんちゃな3年生男児が自発的に
球拾い役をかって出る。
円滑にすすめようと
協力することを楽しんでいるのがわかる。
しかし、子どもなので手伝いたい気持ちはあっても
動きが邪魔になっていることもしばしば。
彼の心は、お世話を焼くのを楽しみつつ
盛り上げに一役かってくれていると
わたしは、彼のお手伝いを受け入れている。
ところが、若い同僚には、
男児の『邪魔』が鼻につくらしく
「頼まれていないでしょ!」と
一喝されている。
そうなんだよ。
頼まれずに自ら気がつき動き
自分も楽しみ、相手も楽しませる
そういう働きかけなんだよなぁ。
不器用かもしれないけれど
その男児のいいところでもあるんだよなぁ。
誰に向かって咲いているのかな2015.05.15玉原 posted by (C)あっこ森
また別の1年生。
芸術家肌の天才児がいて
お片づけが、まったくすすまない。
おふざけがすぎて
よく怒られている。
お話をしてもまったく聞いていないか、響かない。
その男児の動きを見ていて思わず
素敵だと思ってしまった。
ツイスターゲームを
出してきて、ちょっとだけ遊ぶ。
ルーレットの黒い針を
楽器のバチの代わりにして遊ぶ。
工作材料の発泡スチロールを
チョコ棒のおやつに見立てて食べる遊びをして
ボロボロにした発泡スチロールを
ツイスターゲームのシートの上に乗っける。
このあたりで男性職員に一喝され
散らかした発泡スチロールを
拾わされる。
小さなつぶつぶになった発泡スチロールを
つまんでは拾い、ゴミ箱に運ぶ。
ツイスターゲームの箱をチリトリにして
発泡スチロールを集めては、捨てる。
その発泡スチロールの散り方に新たなる面白さを発見して
あらゆる高さから散らしてみる。
超芸術家肌じゃん。
だいたい発泡スチロールを片付けたあたりで
もともとのツイスターゲームの「シートをたたもう」と
その男児に指示をする。
シートを半分にして
もう1回半分にしようとしたとたん
半分折りのツイスターゲームのシートは
彼にはシェルターかテントに見えたみたいで
そのなかに入って目を輝かせている。
彼は、モノの特徴や面白さを掴むのがうまい。
そのものに心を奪われるまで
おそらく数秒。
気が付くと没頭している。
好奇心が掻き立てられ、それを味わう。
大人から見るとちっとも片付かない現状なのだけれど。
現実逃避だけでそうしているわけじゃないように思える。
本当に楽しそうなのだ。
彼はどこでも彼だと思う、けれど。
彼の個性に寄り添える人は
もしかしたら少数派かもしれない、けれど。
すみれ2015.05.15玉原 posted by (C)あっこ森
写真は5月15日に玉原にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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