子どもたちとお昼ご飯づくりをした今日。
メニューは、とん汁。
作り始める前、子どもたちが真顔で聞いてくる。
「ねえ、とん汁ってなあに?」
(( 」´0`)」Oh nooo そっからぁ?)と
言いたくなるが、現実だ。
とん汁、姪たちは知っているだろうか。
一瞬、頭をよぎる。
二人の小3女児と
五人の小1男児で
総勢七名の子どもたちが、あっこぉの班。
賑やかにとん汁作りが始まった。
切るものの役割を分担。
にんじん1名
大根2名
じゃがいも1名
ごぼう2名
肉1名
立候補とじゃんけんで
じゃんじゃか役割を決めて作業開始。
ごぼうのささがきには
小3女児2名がトライ。
ささがきというより…ぶつ切りな
ささがきもどきが完成。
あんまり大きいのは、縦半分にカット。
すぐに水につけてアク抜きをする。
つぎににんじん。
にんじんがかたくて
縦に切ろうにも切れずに途中で刃が止まる。
力まかせだと怖いので途中でタッチ交代して
イチョウ切りにするところから再び戻る。
大根も同様。
じゃがいもは、カット後水にさらす。
最初につけておいたごぼうのアク抜きの水が
黒くなってきて子どもたちが
「なんで?なんで?」と目を丸くしていた。
「そろそろ水を捨ててきて。」と10分を目安に
ごぼうのアク抜きを終える。
ラストに豚肉を切る。
肉のばし係をみんなが進んでやっていた。
食材を切っては匂いを嗅ぎ
どれもこれも子どもたちが臭い臭いと
大騒ぎするので
「それがだいこんの匂い。」
「それがごぼうの匂い。」
といちいち説明を挟む。
ひとりの包丁をみんなで見つめて
周囲の外野が
「大きいの。」「分厚いの。」
文句を垂れてばかりだったので
「応援はお願いしたいのですが、
文句と、揚げ足取りと、茶化しはいりません!!」
と一喝。
一年生はまだまだ可愛いのでこの喝でちゃんと
軌道修正をして
「がんばれ~。」の掛け声にかわり
俄然、雰囲気がよくなった。
包丁がうまく使えない子もいたが
切るところは自分流でなんとかやってもらい
あまりに大胆なカットのものは
半分の厚さに修正するお手伝いを少しだけした。
待っている子どもたちに
「お皿洗ってくれる人?」
「テーブルを綺麗にしてくれる人?」
「ボールを洗ってきてくれる人?」
「お椀をもらってきてくれる人?」と
どんどんと仕事を振るとみんな喜んで
「はあい!」と手を上げて率先してやってくれた。
「味噌を溶いてくれる人?」と聞くと
4人も手をあげたので
味噌を四等分して
みんなにそれぞれ溶いてもらう。
「この班、進みいいね。」
と褒めてもらって子どもたちも嬉しそう。
楽しんで仕事をあれこれやっていて
暇にしている子がいないので
テーブルは綺麗だし、
洗い物はすぐ片付くし
調理もどんどんと進んでいった。
レシピを参考に普段の料理の感覚で
水の量、味噌の量、そして味の調整に少しの醤油
味見を丁寧にして、ととのえた。
美味しそうな仕上がりに子どもたちが上気する。
たっぷりととん汁が出来て、
人生初のとん汁をすすりながら
話に華が咲き、なかなか食べ終わらず
団欒を楽しむ子どもたち。
同じ釜の飯…って楽しいね、と
子どもたちの顔をみながらそう思った。
雰囲気のいい料理ができたのが
いちばんのご馳走だったかなぁ。
おしゃべりの止まらない空気感、
楽しい余韻が続いていた。
つつじ2015.12.06目白庭園 posted by (C)あっこ森
写真は12月6日に目白庭園にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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