森でのんびり

我が家のベランダで成長を見守り続けてきた


ツマグロヒョウモンが


ついに羽化しました！！




いつもはとまらないベランダのてすりに


土鳩がとまって覗き込んでいたので


目線を追ってみたら


目線の先に羽化したてのツマグロヒョウモンが


脱皮殻につかまってジッと羽を乾かしていた。




「感動！！」




掃除機の手を離して、ダッシュで部屋に戻り


カメラで撮影。



ツマグロヒョウモンの羽化2017.06.28自宅 posted by (C)あっこ森


あまりにもジッとしているので


心配になって息をそっとかけてみたら


触覚をピクピクさせている。




「生きてる。」




そう実感した。




あんまりにも嬉しくて


母に「ついにあのツマグロヒョウモンが羽化したよ。」と


伝えると「ウカ？」とすっとぼけた返事だったので


「ついにさなぎから蝶々になって羽を伸ばし始めたの。」と言うと


母は嬉しそうに


「生まれたんだ！」とまた変な返事が返ってきたので


「生まれるのは、どっちかというと卵から孵るときの


孵化のときのほうが“生まれる”と


言ったほうがあっているかもしれない。


生きているのは、ずっと生きているんだけれど


羽化、はね・か、の羽化したの。」と話ながら


ベランダへ案内した。




「ほらね。」ツマグロヒョウモンは


上手く周囲の環境と同化していて


あまり目立たないので


指示がなければ見つけられないだろうと


指さしながら伝えた。




しばらく目で探してから母は


「本当だ！」とウキウキしていた。




洗面所から戻ってきた父に


「あの芋虫が、蝶々になったよ。見てみて！！」と


伝えると


父が嬉しそうに「本当だ。」と見てた。




父の机の前なので


「おとうさん、ちょうどいいからみてて。


さっきから鳩とかが、見に来ていて危ないの。」


と声をかけると、父はせっせと煙草をベランダで吸ったり


洗濯物を干したり


少し離れる時は、「お父さん洗面所に行くから。見てないと！！」と


こっちにふってきて、


すごい乗り気になっていた（笑）




「えー。６時間ぐらいかかると思うから


ずっとついているのはムリだと思うよ。


できるだけ、でいいよ。」と言葉を付け足した。




父は、洗面所で歯を磨くのをやめて


歯ブラシを持ってベランダで２０分ぐらい


歯磨きしていた。




「おとうさん、病院に薬をもらいに


行ってくるから。（ベランダみとけよ。）」


的な感じでわたしに言い残して出て行った。




父は、真面目なんだよなぁ～。




とにかく、我が家にとってツマグロヒョウモンの羽化は


今日のビックニュース。




羽を広げるところを見てみたい。


 

写真は６月２８日に自宅にて撮影しました。

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