ベランダと窓の清掃のため
高圧洗浄機を持ち出す土曜日の午前中。
高圧洗浄機は、超強力な水鉄砲遊びみたいで
掃除をしているとスカッとする。
窓ガラスもいっしょに清掃するけれど
スクイージー(水切りワイパー)で
水が残っているうちに水を切らないと、水しぶきがそのまま
汚れになって残ってしまう。
高圧洗浄機の様子を子どもたちが窓越しに眺めて
窓越しにプシャーとやられるのを楽しんでいる。
ポリバケツなども一通り掃除を終えて
高圧洗浄機を片付けて
スクイージーをかけ始めると
だいたい女の子が寄ってきて
窓越しに口パクで
「や・り・た・い!」と言ってくる。
ベランダはびしょびしょだし
上履きも濡れちゃうだろうし
土足ではベランダが汚れちゃうだろうし
やらせてあげたいけれど…と、悩むところ。
「お・ね・が・い!」
子どもたちの熱意に押されてしまう。
「わかった。やらせてあげるから、ベランダに出る前に
雑巾を持ってきてね。」
雑巾を持ってきてくれたところで約束をする。
「上履きのまま出ていいけれど中に入るときは、
上履きの裏をよーく拭いてね。
床がびしょびしょになったら困るから。」
目的を話すとものすごく真面目にやってくれる。
ガラス窓を一枚一枚丁寧に拭き上げ
あっという間にベランダに面したたくさんの
ガラス窓を拭いてくれた。
子ども「ここが終わったらどうする?
窓ガラスの内側をやりたい。
あと、玄関(ガラスサッシ)もやりたい。」
あっこぉ「内側も今なら子どもが少ないからチャンスかも。
玄関かぁ。人が少なかったらいいよ。」
どんどん掃除を進めて行く子どもたち。
なんでこんなに楽しんでいるんだろう。
そもそもこれまで仕掛けてきた
わたしのほうが戸惑うぐらいに積極的。
子どもが真剣な分だけ
真面目に掃除を教えてあげたくなる。
あっこぉ「水スプレーを使ったら、液だれした床の
水滴を小まめに拭き取るの。
ほかの人が滑って怪我してしまわないようにしておくのも大事。」
子ども相手と適当に流さず
窓ガラスの清掃だけでも十分凄いのだけれど
安全上の配慮も大事なんだと伝えると
床まで真面目に磨き上げる。
あっこぉ「玄関のガラスサッシは
とくに手をかけるところの水分は
残っていたらお客さん(来所者)が気持ち悪いかもしれないなとか
使う人のことを思いながら掃除はするんだよ。」
子どもたちが、あっこぉの言葉から連想して
「もっと小さな子が来たら
もっと低い位置に手をかけるかもしれない。」と言って
取っ手から下の淵をずっと下のほうまで雑巾で拭い取った。
すぐに床にも目線がおりて子どもたちが自ら
「ここも滑ると危ないから。」と言って
てきぱきと床を拭き上げる。
この意欲的な清掃活動を楽しんでいる姿が
なんだか眩しくて。
午後にボランティアさんがいらしても
「子どもたちが今さっき
雑巾で拭き上げたばかりの床なんです。」と伝えられた。
午後に遅れてやってきた常連の中学生が私に言う。
中学生「ほぼほぼ土日ってみんなで掃除してんね。」
あっこぉ「なんかね。やりたいんだって。
なんかさぁ圧倒されるぐらい
楽しんでやってくれているんだよね。」
午後になって大勢の子どもたちがいても
「また掃除したい。」と言うので
「もう少し、人が少なくなったらいいよ。」と伝えておくと
「もういい?」「まあだ、早いかなぁ。」
「もういい?」「もう少し。」
「もういい?」「う~ん。まあいいかなぁ。」
「やったぁ!何する?ホコリとりしたい!」と言って
掃除用具を出してもらうのをせがんでくる。
「まだしたい。」とどんどんせがむので
お掃除シートを使ったモップがけ清掃をお願いすると
喜んで床を拭きだす。
お掃除シートで床を吹き上げて
シートの両面とも真っ黒にさせていくのが
おもしろいらしく、ほうきとちりとりの人と
お掃除シートの人を分担をわけて
ちょこまかと館内を掃除しまくっていた。
掃除をすることできっとより一層
愛着を持って過ごしてくれるんだろうなぁ。
うれしいなぁ。
写真は2月8日に日本科学未来館にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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