夏休みの特別工作イベントを開催した。
実施日の何日も前から、当日「お手伝い」をしたいと
6名の児童が声をあげてくれていた。
まさに、嬉しい悲鳴で
2名ぐらいのお手伝いはお願いしたいが
さすがに子ども6名のお手伝いとなると
仕事がなくて飽きてしまうだろうと思えた。
でも、これまでの積み重ねによって
子どもたちが、“働き甲斐”を感じてくれているのは
確かで、むげにはできない。
そこで、贅沢にも“交代制”を導入することとした。
お手伝いを希望する子どもたちにイベント開催30分前に
スタッフミーティングをするために集まってもらった。
今回、お手伝いを希望する子どもが6名もいて
とてもありがたいこと
そして、みんなで分け合って作っていきたいのでグループ分けをして
交代でお手伝いをお願いしたいことを説明し
同意を得られれば、このままお願いしたいと話した。
みんな快諾してくれて1時間ずつ交代で、
残りの45分は、あとであっこぉが考えて
別にお願いしたいと考えを伝えた。
初めにお手伝いをしてくれるスタッフが
作り方を知らないと説明もできないので
まずは、スタッフさんに作り方を覚えてもらう意味で
わたしが説明をして、作ってもらった。
子どもたちは、スタッフとして、とても真剣に説明を聞いてくれた。
接着剤は、全体で2本だけなこと
使う量はほんの少量なので、少しずつ出して欲しいこと
接着剤作業用の爪楊枝はみんなで3本を使い回して欲しいことと
刺さったら危険なので必ず、ケースに戻して欲しいことなど
作業や道具の説明や意味や工作のコツなどを話していった。
実際に作りながら数々の質問に答えた。
そしてあっという間に30分はたち、イベント開催時間となった。
「お客様を呼び入れるよ、役割分担をしてね。」と声をかけると
子どもが「何をすればいい?」と尋ねるので
「いくつかわかりにくいところがあったでしょ?
最初の説明の人、接着剤を付けるところ、
おしまいの接続用のチューブをつなぐところとか、
そういうところに人が付いたらいいんじゃない?
話し合って、それぞれの分担を決めてね。」
そう言うとあっさりと「わかったぁ~。」と言って
ほんとうに3人で役割を考えて配置に付いた。
お客様を向かい入れて、工作がはじまり、
一人の児童が、動線の悪いところに気がつき
テーブルを一台増やして対応したほうがいいと
改善の提案をしてきた。
心の中で「すごい!!」と驚きつつも
実際に働きながら感じたことを大事にと
「もちろん、働いている人が働きやすくなるならいいよ。
その案を採用しましょう。」とすぐに
テーブルを別の部屋から用意した。
流れが俄然良くなった。
スタッフ児童が夢中になって働き
工作を楽しむお客様の児童も
自分の好きなデザインのチューブブレスレットの
作成を楽しんでくれていた。
スタッフ児童3人の役割もなかなかいい
ハーモニーとなっていて魅力的なイベント現場だった。
あっという間の1時間。
次の女児のスタッフが自らやってきて
交代を申し出てくれた。
「いま、やってくれているスタッフさんから
どんな仕事があるのか引き継ぎを受けてね。
引継ぎが済んだら、交代してください。」
引き継ぎ作業も速やかになされ
今、作っているお客様の児童もスムーズに
工作を進めることができた。
引つ継ぎを受けた児童からも新たなる気づきから
更なる改善提案を受け、これまた当然
「働いている人の働きやすい現場」を目指し
すぐに改善策を実行した。
あまりにも円滑に回る。
スタッフ児童がキビキビと接客をしてくれている姿が眩しい。
整理整頓など面倒臭い仕事も嫌がらずに
丁寧に行ってくれていた。
わたしの仕事といえば、主に、記録撮影だけをしていれば、
進んでいくシステム。
わたしが説明をしたのって結局スタッフミーティングの際の
スタッフ児童に向けての1回だけだなぁ~と
スタッフ児童の働きのすごさを感じた。
手が空き、ニコニコと全体を見ていられる、
オーナーあっこぉ。(サボっていません。)
「暇だ~♡」
幸せなつぶやきが溢れる。
ガム子2008.08.11池袋 posted by (C)あっこ森
写真は7月11日に池袋にて撮影しました。
東京在住、
撮影は自宅から自転車で行った場所が中心です。
ごく身近な自然に目を向けています。
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