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カテゴリ:ギョ・ぎょ・行?(^^;)
恒例の出雲行。今年は宮島から出発です。
朝6時に宮島口の船着場集合でしたが、船は7時15分始発。前の晩から寒気がしだした(運転手クンのはずの)ダンナは後ろの座席で毛布に包まったまま。同行のユニせんせが1日中走ってくれました。m(_ _)m申し訳ないっす。晴れた朝の空に自由に飛び交う雲達が宮島までの海を繋いでくれてる感じ(^^) 朝一の拝殿には誰も観光客が無く、先生以下10人で祝詞を思う存分奏げさせて頂きました ダンナは熱をおして、初めての宮島をうろうろ。あちこちでパチリ! お土産屋さんが開く間も無く、取って返して中国地方縦断。山越えしながら出雲へ。途中、奥出雲の辺りで高い所からクルクル回って降りて来る「おろちループ」って橋があったり(けっこうスゴイ)、曲がりくねった坂道から振り返ると紅葉の山々が重なっていて、素晴らしい。南米で暮らした経験のある同行の彼女が「ペルーや、ペルーや!」(^^) とっても急いでいたので写真は無しデス。 実は高速の降り口を一つ間違って、遠回りしてしまったんやけど、そのお蔭でまたまた新立ち寄り先を発見。「ん?日本初之宮?」運転者のユニせんせの猿田彦鼻がぴくぴく(決して形が似てるのではありません。彼女はとっても美しい) 後ろの車の先生は暴睡中やったけど、起こして訊いてみると「ここ、探しててん!」と大感激。古事記にあるスサノオ様がヤマタノオロチ退治後この地に至り「吾此地に来まして我が心須賀須賀し」と仰り、この地に宮を造ったという「須我神社」がここ。ここであの「八雲立つ・・・」の歌を歌われたということで、和歌発祥の遺跡とあります。近くにあるという盤座には行く時間がなく、次回と言うことに。 祝詞をあげる前から、先生が「うわー、ここすごいわ、ええわぁ」を連発。鈍感な私も、腰辺りがぴくぴく、膝がカクカク。男前やわー、と思う。 その後、いつもの如く八重垣神社、熊野大社、神魂神社と回って「すだじい」へ。此の場所は5年まえ初参加の時に発見(?)した宇宙からのエネルギーを感じるパワースポット。毎年行く度に違った感じがしてたけど、今回は特に変。なんか暗いっちゅうーか、元気が無いというか。先生も、いつもは駐車場から見ているだけなのに、今回は樹の元まで行って、やっぱり変だと。銀杏の黄金の広場はやはりエネルギーが強くて、ハイな気分になるけれど「すだじい」がなんとなく沈んだ感じ。 先生達とじっくり眺めていると、今までと違って大きな注連縄がばっくり口を開けた大蛇のように樹自体を締め上げているように見えた。なんとなく、その注連縄が本来の樹の精霊をご神木という名前の下に縛り付けているような気がした。本当は、もっと自由に近くの子供達と遊んだり、色んな精霊達と交わったりしたい樹なんちゃうんかな? 私達が隣りの黄金色の広場で踊りたくなるみたいに。 ヒトは、「神様やから」と線引きをして敬い奉る振りをして、ご利益を願う。私達が、樹や自然から頂くばかりではなくて、互いの尊敬の元に気が交わりあう事で、樹も自然もヒトも喜び共に育つのではないかいな? 大好きな須佐神社の大杉。初めて来た時には、朝の暗がりの中で見上げて手を触れ「あなたのようなヒトでありたい」と願ったのに、頑丈な柵が設けられて近寄れなくなっていた。傷つける人が多いからやろって。悲しい。 先生のひいたおみくじに、「神気は頂くものではなく自ら発するもの」と書かれていた。先生のように神気を発することなんて出来ないのはわかってる。でも弱い私でも私なりの弱い神気が発せられるなら、少しでも樹や自然たちと交わらせて元気を互いに交わす事ができるやろか。その為にも自分がしっかり元気でおらなあかんナ。 その夜は出雲駅前のグリーンホテルモーリス泊。ビジネスホテルながら大浴場もあって寝巻き(?浴衣)にスリッパ履きで行ける。各階に加湿器や空気清浄機や色んな種類の枕やら置いてあってサービス満点。朝食もバイキングで和洋食べれてしかも安かった。(^-^) ダンナはマッサージをやってる南米帰りの彼女にマッサージを受けてぐっすり眠れて元気回復。やっと運転手クンに戻った。 朝イチの出雲大社、日御碕神社、馬木不動尊、須佐神社、佐太神社、能義神社(初)へ回る中で、ときおり激しく雨が降ったりする。 そして、ここも初参加の時にすごいご縁に導かれて行った万九千神社へ。すこし小止みの雨の中到着すると、なんと5年目にして初めて扉が開かれていて私たちを迎えて下さった。感激やぁ(@@) 祝詞をあげて振り返ってみると雨も上がり、空を見上げると、彩雲! 柔らかな色合いに包まれた大きな天使の羽が、空に広がっていた。 今年も無事に過ごせました、ありがとうございました。 (ー人ー)パンパン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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