カテゴリ:美術館博物館
2024/09/11 インスタを見ていたらこの展示の広告が流れてきまして、若冲見れるの?ってことで行ってきました。 出光美術館に来るのは2度目かな。以前来た時は土器と埴輪を見にきたんだった。 入って左横に、伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」がドーンとありました。 いやもう約1センチメートル四方の升目で描いてあるのがすごいし変態すぎる。升目の中にさらに四角で色が塗ってあって、もうほんとすごいの一言。 図録によると、方眼は一隻だけで約42800個あるんだそう。西陣織のための織物図案に着想を得て、この技法を用いたらしい。言ってみればドット絵ってことか。 編み図なんかもそうだよな。 仙厓さんのゆるい鶴、若冲のギョロリ目玉の鶴、酒井抱一の「十二ヶ月花鳥図貼付屏風」も良かった。 「理趣経種子曼荼羅」は書かれた料紙がほんとに綺麗だったんだけど、図録ではそれがわからないので残念。 大河に出てくる文字がとても綺麗な藤原行成の書もあったし、藤原公任の書もあった。 書は全然よくわからないんだけど、その当時の人が書いたものが残っていて、実際に見ることができるってすごいことだなと。 最後にもう一度最初に戻って、若冲の屏風と抱一の屏風をゆっくり見てきました。 美術館のラウンジは皇居方面に面しているので、とてもいい眺め。 ここに江戸城があったのかと思いながら眺めました。 出光美術館は帝劇ビルの建替のために12月からしばらく休館するそう。 新しくなったらどんな風になるのか、この風景をまた見られるようにしてくれたらいいなぁと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.15 16:21:58
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