カテゴリ:美術館博物館
2024/10/30 はにわ展の後見てもよかったんだけど、やっぱりゆっくりみたいので、翌日改めて行ってきました、東洋館。 地下でパジャマの語源を発見。 左<パージャーマー(ズボン)>インド・ジャイプール 19c ゆったりした腰回りに細身の裾が特徴らしいのだが、腰回りゆったりすぎんかこれ。それとも細身が過ぎるのか、どっちだ。 右<コート>インド・ジャイプール 19-20c マハラジャ、マードー・シーン2世が実際に着用していたコート。金糸錦糸の刺繍に、真珠、ルビー、エメラルドなどなど宝石が縫い止められてる!めちゃ豪華。さすがマハラジャ。 上<水甕用頭台>インド・グジャラード・カッチ 20c半ば 下<水甕用頭台>インド 20c半ば 水汲みに行く時に丸い部分を頭に乗せてクッションにしているそう。直接頭に乗せてはいないのか、そしておしゃれだ。 <舎利容器>中国・伝スバシ 6-7c 丸太をろくろで成形して、外側に麻布を貼り彩色。クチャ人の仮面舞踊や楽団などが描かれ、当時のファッションがわかる。 ミュージアムショップで、これのクッションがあって。危うく買いそうになったw 上・左下<坎肩(カンジェン)>中国 清時代19c いわゆるベスト。長寿を意味する吉祥文、チョウが描かれている。貴族の女性の日常着。ミュージアムショップでこの模様のピアスとかハンカチとかあった。 右下<纒足用靴>中国 清時代19c これはアジアのおしゃれタグなしのやつなんだけど、纒足用の靴は初めて見たなぁと思って。踵の幅がたぶん3センチほどでつま先に向かって細く尖ってて。こんなんじゃ歩けなくない?って思った。纒足という風習があるのは知っていたけど、当時の美しさの基準とはいえ、ここまで小さくしなくてはいけなかったのか、大変だなぁと思った。 <如意形時計>中国 清時代18-19c 本来の如意は背中を掻くための道具。如意というのは、手の届かない場所に手が届くので「意の如し(思いのまま)」という名称になったそう。 そしてなぜかそこから鑑賞品へと変貌する面白さ。 ミュージアムショップではこれのブローチが売ってた! で、なんか書跡はよくわからなくてなかなか足が向かなかったのだけど。 <楷書七言聯>李文田(りぶんでん)筆 中国清時代(1895年) 雲間を飛ぶ龍と鳳、蝙蝠が銀泥で料紙に描かれている。 <行書七言聯>曾国藩(そうこくはん)筆 中国清時代19c 雲気の中で獅子が鞠と戯れる様子が描かれている。かわいい。 書の良さはよくわからないけど、料紙がおしゃれ。これからは足を運んで見てみようと思った。 <行書祝寿詩軸>劉墉(りゅうよう)筆 中国清時代(1796年) これはアジアのおしゃれタグではないのだけど、このニョロニョロっとしたのが面白い。八種の吉祥文が描かれてる、らしい。 <金製耳飾各種>朝鮮 三国時代(伽耶・百済・新羅)5-6c はにわ展でフェリシモが金製耳飾のアクセサリー出してたけど、トーハクのミュージアムショップで、ぜひこちらを商品化して欲しい。 毎年アジアの旅やってるけど、今回はオリジナルグッズがたくさんでちょっとびっくりした。いつもこんなグッズ作ってなかったような…いや、私が気づいてなかっただけなのかもしれないけど。 アジアのおしゃれは10日まで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.11.04 21:57:40
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