【千葉大学】NMOとインターフェロン、再発マーカーなど
久し振りに、PubMed(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed)で、NMO(Neuromyelitis optica)を検索してみました。で、上位に出てきたのが、下記の論文。内容は今さらという感もありますが、日本人の研究ということで。論題:Different responses to interferon beta-1b treatment in patients with neuromyelitis optica and multiple sclerosis.(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20039942?itool=EntrezSystem2.PEntrez.Pubmed.Pubmed_ResultsPanel.Pubmed_RVDocSum&ordinalpos=2)翻訳すると「視神経脊髄炎と多発性硬化症患者のインターフェロン・ベータ-1b治療への異なる反応」という具合である。筆者:Uzawa A, Mori M, Hayakawa S, Masuda S, Kuwabara S.所属:Department of Neurology, Graduate School of Medicine, Chiba University, Chiba, Japan.ということで、千葉大学の研究です。というわけで、千葉大学を検索してみると、「多発性硬化症グループ(MS) (千葉大学大学院医学研究院 神経内科学)」(http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/neurol/kenkyu/group/index.html#ms)という組織があることが分かりました。そこでは、 アクアポリン抗体の測定法 再発マーカーの探査 感染症との関係を調べているとのことです。再発マーカーについては、この日記の以前の記事(トップページからのリンクあり)に「医師・研究者に望むこと」(http://plaza.rakuten.co.jp/morimo/diary/200808160000/)に書いたことがあります。現在、多発性硬化症を治したり、再発を完全に押さえ込むことはまだ無理である以上、せめて再発したらすぐに治療して後遺障害が残らないようにしてほしい、という趣旨で書きました。その私の希望に向きあってくれている研究がある、ということを知り、うれしく思いました。また、私が知らないだけで、他の研究機関でも様々な研究がされているのだろうとも思えました。千葉大のみなさま、よろしくお願いします。