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カテゴリ:本
またまたお気に入りコミックのご紹介っ!!
結構前の作品なんすけど、(5年くらい前?)TVなんかにも出てたので有名かも? 小栗左多里著 「ダーリンは外国人」 タイトル通り、外国人と結婚しちゃった日本女性が、ルポルタージュ風に 日々を描いたエッセイマンガです。異文化交流を面白く描いています。 で、このダーリンが、ハンガリーとイタリアの血を引いててアメリカで教育を受けた男なんす。 ヒゲもじゃでモアイのごとく彫の深い顔立ち。語学がとっても好きらしく、 デーブ・スペクター並に日本語がペラペラ。 でも彼の場合、他にも色々話せるんですね。彼女曰く語学オタク。 「やれああしろこうしろ」の「やれ」って何? 「ぶん殴る」の「ぶん」って何? とダーリンのトニーさんの語学への興味は底知れず。 昔は「和語しりとり」なんつ~のまでやってたとか。 日本人でもこれには中々答えられないような・・・ あと当然文化が違うので様々な摩擦が生じますね。モノをはっきりと言う。 麺類を食べる時は音を立てない。笑いのツボが違う。などなど・・・お約束。 また、このトニーさんがとにかく真面目な正直者でイイ人なんですね。 奥さんにいじられつつも常にポジティヴで一生懸命なんです。 二人のやり取りを見ているとほのぼのとしてきますねぇ。うらやましいぜコンチクショ~(またかい) この前向きなトニーさんが言う英語の上達法にはなるほどと思いましたよ。 100%完璧に理解出来ていなくても先へすすむ 失敗するのがイヤだから話さないのはダメ たくさん話す とにかく数多く当たれということでしょうかね?経験こそ最上であると。 失敗を恐れていたら成功はないというのは全く同感です。 といいつつ外国人のお客様が来るとあやしいジャパングリッシュ連発しちゃいますが(笑) ごくたま~に来るので慌てちゃいます(笑) 国際結婚(正式に結婚するのは2巻目ですが)とは何ぞや、的な大上段に構えた作品では ないんですが、思わずほほう、と思うような異文化摩擦が出てきて、普段なにげなく している日本人的な習慣を改めて再確認させてくれるような作品ですね。 まあ、国境を越えた愛が試練を(?)乗り越えていく様は中々面白いものです。 2巻もあります・・・「抜かれるなら度肝がいいよね」とはトニーさんの至言です(笑) 蛇足・・・ この本に書いてあったんですが、 「国際結婚」にあたる単語は英語では無いらしいですね。 やはり島国ならではの言い回しなんでしょうかねぇ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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