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カテゴリ:感動映像
以前観たSF映画『コンタクト』。
これは、地球外文明から初めてやってきたある『電波』を巡り、地球外の知的生命体 との『コンタクト』を描いたカール・セーガン原作の傑作SF映画でした。 その『電波』は、人類初のTV中継の電波で、時を超え遥か彼方の宇宙空間へと辿り 着き、それを捉えた地球外の知的生命体が、地球へ向けて返信したものでした。 (ナチスのヒトラーの演説映像だったのには驚きましたが) で、映画はもちろんフィクション(それでも緻密な考証がなされていたと思いますが) でしたが、現実にもそれを彷彿とさせる取り組みが行われておりました。 今から30年前、2つの惑星探査機が宇宙へ向けて打ち上げられました。 1977年8月に『ボイジャー2号』が、同じく9月に『ボイジャー1号』(トラブル のため結局2号の後になる)がそれぞれ遙かな宇宙への旅路につきました。 で、この2機の『ボイジャー』は木星や土星をはじめ、天王星、海王星など太陽系惑星 の探査に数々の成果を上げてきました。 こちらでボイジャーミッションの映像が観れます このミッションで私が一番感銘を受けたのが、搭載された『地球の音』と呼ばれる レコード(ゴールデンレコード)の存在です。 ↓このヘンテコな絵が描かれているレコードがそうです。 ウィキペディアより引用 ボイジャーには『地球の音(The Sounds of Earth)』という タイトルの金メッキされた銅板製レコードがついており、そこには地球上の様々な 音や音楽(日本の音楽では尺八による『鶴の巣篭もり』(奏者:山口五郎)を収録) 、55種類の言語による挨拶(日本語の『こんにちは。お元気ですか?』など)や 様々な科学情報などを紹介する写真、イラストなどが収録されている。 中にはザトウクジラの歌も収録されている。これは、ボイジャーが太陽系を離れて 他の恒星系へと向かうので、その恒星系の惑星に住むと思われる地球外知的生命体 によって発見され、解読されることを想定して、彼らへのメッセージとして積み込 まれたものである。 地球人類からの宇宙へのメッセージ。 なんとも壮大かつロマンティックな話ではないですか。 で、そのレコード(当時はDVDなぞないですもんね~) にはどんな『地球』が刻み込まれているのか気になりました。 まずはこちらの画像をご覧下さい。 ↑ゴールデンレコードに収録された画像の一部が見れます。 もっと学術的な画像かと思ったら、割とアバウトな感じなのですね(笑) 次に『地球の音』。 こちらのサイトでその一部を聴くことが出来ます ↑ちょっと分かりづらいかも知れませんのでご説明を。 まず下の『Enter site』をクリック→中央に3本の黄色の線が出ます。 (左から『SOUNDS』(音)『PHOTOS』(画像)『GREETINGS』 (挨拶))その線をクリックすると、それぞれ画面右側に表示されるので、聴きたい 場所にマウスを持っていくだけで聴くことが出来ます。 30年目の『地球の音』はいかがでしたでしょうか? 今でも2機のボイジャーは地球から遠く離れた宇宙空間を旅し続けているそうです。 原子力電池も未だに作動しているようで(凄い!)、このままだと2020~30年 くらいまで動き続けることが可能なようです。 私たちのずっとずっとず~っと後の世代になるかも知れませんが、果たしてこれを聴く 宇宙人は現れるのでしょうか。とても気になります。 あ、そうそう。ちなみにレコード針も同梱されてるようです(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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